金光寺 (神戸市)
神戸市にある寺院
金光寺(こんこうじ)は、兵庫県神戸市兵庫区にある高野山真言宗の寺院。本尊は薬師如来。山号は浄国山。通称「兵庫やくし」とも。
金光寺 | |
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所在地 |
兵庫県神戸市兵庫区西仲町2-12 北緯34度40分9.6秒 東経135度10分22.5秒 / 北緯34.669333度 東経135.172917度 |
山号 | 浄国山 |
宗派 | 高野山真言宗 |
本尊 | 薬師如来 |
創建年 | 承安3年(1173年) |
開山 | 隆真 |
開基 | 平清盛 |
別称 | 兵庫やくし |
札所等 |
摂津国八十八箇所霊場第84番札所 福原西国三十三観音霊場第31番札所 |
法人番号 | 9140005000353 |
歴史
編集伝承によれば、治承4年(1180年)に平清盛が、都を京都から兵庫県福原(福原京)へ遷都しようとした際に、まず、運河の開鑿を行おうとした。ある夜、童子が平清盛の枕元に現れて、「兵庫の海中に霊仏があるのでに探し出すように」との夢告があり、早速、兵庫大輪田の海(大輪田泊)に網を下ろしたところ、海中から黄金の薬師如来像が出現した。平清盛はその霊験に感心し、「これぞ当地の守護仏ならん。永く、地を定め、一宇を起こして安置し祈願せん。」と言い、当地に大伽藍を建立したのが金光寺の草創とされる。
寛政12年(1800年)、楠公祭りの際に太平記軍書講談が行われた。当初の予定の50日間を25日間延長したという記録が『北浜総会所日記』に記載されている。
1995年(平成7年)の阪神・淡路大震災で、本堂、庫裡が全壊したが、再建された。
寺号・山号について
編集寺号は、本尊の黄金薬師にちなみ、その金色のまばゆい光から、金光寺とした。山号は、本尊の黄金薬師の霊光は、あまねく国の内外を照らして、すべてのものを浄めて、世の人を導くとされることから浄国山とした。
御詠歌
編集- しげりあふ 庭の草木に おく露も 玉の光とみゆる たふとさ
年中行事
編集周辺施設
編集交通アクセス
編集- JR神戸線兵庫駅から徒歩10分
- 神戸市営地下鉄海岸線中央市場前駅から徒歩5分