長南実
長南 実(ちょうなん みのる、1920年 - 2007年)は、日本のスペイン文学者、翻訳家。東京外国語大学名誉教授。
人物情報 | |
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生誕 |
1920年 日本 |
死没 | 2007年(86-87歳没) |
出身校 | 東京外国語大学 |
学問 | |
研究分野 | 文学(スペイン文学) |
研究機関 |
天理大学 東京外国語大学 |
経歴
編集東京外国語大学に入学して会田由に師事。卒業後は天理大学助教授に就いた。その後、母校である東京外国語大学教授となった。大学でスペイン語を教授するとともに、多くの翻訳を手掛けた。
著書
編集翻訳
編集- 『アメリゴ・ヴェスプッチの書簡集』(岩波書店、大航海時代叢書1) 1965
- 『シナ大王国誌』(ゴンサーレス・デ・メンドーサ、矢沢利彦共訳、岩波書店、大航海時代叢書6) 1965
- 『ギネー発見征服誌』(アズララ、川田順造共訳、岩波書店、大航海時代叢書2) 1967
- 『ドン・キホーテをめぐる省察』( オルテガ、白水社、オルテガ著作集1) 1970、のち新版 1998
- 『プラテーロとわたし』(J・R・ヒメネス、主婦の友社、ノーベル賞文学全集) 1971、のち岩波文庫 2001、のち改題『プラテーロとぼく』(岩波少年文庫) 1975
- 『血の婚礼』(ガルシア・ロルカ、学習研究社、世界文学全集) 1978.5
- 『マリアナ・ピネーダ』(ロルカ、沖積舎、ロルカ戯曲全集1) 1984.7
- 『インディアス史』(ラス・カサス、増田義郎共訳、岩波書店、大航海時代叢書) 1981 - 1992、のち岩波文庫 全7巻(石原保徳編) 2009
- 『裁かれるコロンブス』(ラス・カサス、岩波書店、アンソロジー新世界の挑戦1) 1992
- 『歴史の発見』(ラス・カサス、岩波書店、アンソロジー新世界の挑戦13) 1994
- 『エル・シードの歌』(岩波文庫) 1998
- 『オルメードの騎士』(ロペ・デ・ベガ、岩波文庫) 2007.8
- 『最初の世界一周航海』(マゼラン、岩波文庫) 2011.3