長山遊園地(ながやまゆうえんち)は、愛知県宝飯郡一宮村上長山(現・豊川市上長山)にかつて存在した遊園地である。豊川鉄道が経営していた。

概要編集

現在のJR飯田線の一部にあたる豊橋駅大海駅間を運営していた私鉄・豊川鉄道が、集客事業の一環として同鉄道線長山駅近くに建設した遊園地である。1930年昭和5年)に開設された「つつじ公園」が前身で、それが設備を拡充させられ1932年(昭和7年)頃に「長山遊園地」となった。

遊園地の中心には改築により不要となった豊川駅初代駅舎が移設されて休憩所や食堂喫茶店娯楽施設として活用され、園内にはトラックのあるグラウンドすべり台ブランコ等の遊具がある広場、キツネタヌキイノシシ等を飼う小屋、花壇などが造られた。グラウンドでは運動会花火大会なども開催された。

閉園は太平洋戦争中で、食糧増産を目的として畑へと開墾され消滅した。戦後になって、遊園地の跡地は住宅地へと転換されている。

参考文献編集

  • 新編豊川市史編集委員会(編)『新編豊川市史』第三巻、豊川市、2007年、845頁。