長滝谷 晋司(ながたきだに しんじ、2001年または2002年[注釈 1] - )は日本実業家プログラマである。

来歴 編集

千葉県浦安市出身[2]

小学2年生でパソコンに触れ、5年生の時にプログラミングに興味を持って教室に通い始める[3]。あるコンテストのインタビュー[要文献特定詳細情報]では、Microsoft Wordを用いて、便箋を制作することから始めたという。小学6年生の時に学生向けプログラミング講座「ライフイズテック (Life is Tech)」に参加し、これを契機にプログラミングに熱中する[2][4]。学級委員だったこの年、クラスの席を決めるアプリケーションを開発した[4]。このソフトにより、技術コンテスト「アプリ甲子園」2013(中高生を対象とした大会)で、応募533件からファイナリスト12件に選出された[2][5][1][6]

中学生(東京シューレ葛飾中学校)時代には、立命館大学が実施していた技術コンテスト「アイチャレ2016」(大学生および高校生対象)に高校生の部で出場する[7]。この時期もライフイズテックでプログラミングの教育を受けていた[8]。自閉症者向けアプリ「TECK SPEAK」ではコンテスト協賛企業4社から特別賞を得た[3]

2017年に学校法人角川ドワンゴ学園が設置するN高等学校(通信制)のプログラマーズハイレベルハイスクールに入学した[9]

一方、2016年個人事業主としてシステム開発事業を始める。以後、技術だけでなくビジネスサイドにも活動を広げ、総務省主催のビジネスコンテスト「起業家甲子園」に2016年と2017年の2年連続で出場した[10][11][12][13][14]。このほかにも各種のコンテストで入賞している[15]

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ 2014年1月の講演会にゲストとして出席したことを記載した記事に、当時「小学6年生」だったとある[1]

出典 編集

  1. ^ a b 星暁雄 (2014年2月18日). “プログラミング教育の必要性と効果、保護者はどう感じたか―― CA Tech Kids講演会リポート”. @IT. 2021年6月27日閲覧。(名前を「永滝谷」と誤記)
  2. ^ a b c 広田稔 (2013年9月30日). “アプリ甲子園2013開催 優勝は高校1年生がつくったクイズゲーム”. 週刊アスキー. https://weekly.ascii.jp/elem/000/002/618/2618452/ 2021年6月27日閲覧。 
  3. ^ a b 人 アプリ使ってもらい、人助けたい〜3つのコンテストで入賞した15歳のアプリエンジニア”. 市川よみうり&浦安よみうりonline (2017年). 2021年6月27日閲覧。
  4. ^ a b 讃井康智 (2020年11月26日). “半径50センチの課題解決!小6シンジくんの「席替え」アプリが示す新しい学び(2/3ページ)”. ダイヤモンド・オンライン. 2021年6月26日閲覧。
  5. ^ D-SCHOOL オンライン :【小中学生】英語&プログラミング オンラインコース”. D-SCHOOLオンライン. 2021年6月27日閲覧。
  6. ^ “中高生を対象としたアプリ開発コンテスト「アプリ甲子園 2013」決勝戦が9月29日に開催|newspaper=Gamer”. (2013-0918). https://www.gamer.ne.jp/news/201309170028/ 2021年6月27日閲覧。 
  7. ^ 「あいちゃれ2016 -第6回立命館大学 全国高校・大学ソフトウェア創作コンテスト-(ICT Challenge+R)」最終選考会を開催 - 立命館大学(2016年11月22日、PR-TIMESへの転載)2021年6月27日閲覧。
  8. ^ “2045年を探して(5)敗北を抱きしめて 人は進化できるか”. 日本経済新聞. (2016年11月8日). https://www.nikkei.com/article/DGXMZO09248230X01C16A1MM8000/?unlock=1 2021年6月26日閲覧。 (全文の閲覧には会員登録が必要)
  9. ^ 連載「人」2017年 - 市川よみうり&浦安よみうりonline(2022年4月2日閲覧)
  10. ^ ICTスタートアップ支援センター | 平成28年度起業家甲子園”. 情報通信研究機構. 2021年6月27日閲覧。
  11. ^ ICTスタートアップ支援センター | 起業家甲子園出場チーム一覧”. 情報通信研究機構. 2021年6月27日閲覧。
  12. ^ まわそう「ものづくりループ」、起業家甲子園の挑戦権を手にした中学生、信州未来アプリコンテスト0”. 福野泰介の一日一創 / create every day (2016年12月23日). 2021年6月26日閲覧。
  13. ^ 起業家甲子園 北海道 大会2017 | No Maps”. No Maps - Sapporo Creative Convention. 2021年6月26日閲覧。
  14. ^ 総務省|北海道総合通信局|「起業家甲子園 北海道大会2017最優秀賞」決定! - 精神障害がある人向け就労支援アプリ「Tech Job(テック・ジョブ)」が全国大会挑戦権を獲得 -”. 総務省 (2017年12月28日). 2021年6月26日閲覧。
  15. ^ 2016.12.23(Fri) プレゼンテーション発表会結果”. 信州未来アプリコンテスト0 (2018年3月2日). 2021年6月26日閲覧。

外部リンク 編集