長船秀光

南北朝時代の備前国の日本刀の刀工。秀光は室町時代末期までに同名四代ある

長船秀光(おさふね ひでみつ)は、備前国日本刀刀工で、南北朝時代に活動した初代から、室町時代末期に活動した四代まで同名がいる。 南北朝時代に活動し、最上大業物の二代秀光は長船基光の子とされており、通称「右衛門尉」。作風は相伝備前で、刃文は乱れ刃で、皆焼などもあり華やかな作風を特徴とする。

二代秀光の代表作例 編集

重要文化財
  • 太刀 銘備州長船秀光 応安二二年十月日(個人蔵)
  • 太刀 銘備州長船秀光 康暦二年二月日(根津神社
  • 太刀 銘備州長船秀光 至徳四年(以下不明)(和歌山・若宮八幡宮)