降霊会 -血塗られた女子寮-

降霊会 ―血塗られた女子寮―』(こうれいかい ちぬられたじょしりょう、Seance)は2021年アメリカ合衆国ホラー映画。監督はサイモン・バレット英語版、出演はスキ・ウォーターハウスマディセン・ベイティなど。全寮制の女子高校を舞台に、悪ふざけで降霊会の儀式を行ない、亡くなった生徒の霊を呼び出した女子高校生たちが、やがて次々と謎の死を遂げていくさまを描いたオカルトホラー[3]

降霊会 ―血塗られた女子寮―
Seance
監督 サイモン・バレット英語版
脚本 サイモン・バレット
製作 マシュー・ベイカー
アイザック・クレメンツ
ラッセル・アッカーマン
トーマス・デッカジ
アレックス・メイス
ジョン・ショーンフェルダー
製作総指揮 コンスタンス・L・ホイ
クロエ・カッツ
ダリル・カッツ
フィリス・レイング
ダニエル・ネグレ
ハル・サドフ
アンドレア・スカルソ
マリー=ガブリエル・スチュワート
ピーター・ワトソン
デヴァン・タワーズ
アダム・ウィンガード
出演者 スキ・ウォーターハウス
マディセン・ベイティ
イナンナ・サーキス英語版
エラ=レイ・スミス
音楽 シッカー・マン
撮影 カリム・ハッセン
編集 ジェームズ・ヴァンデウォーター
製作会社 ハンウェイ・フィルムズ英語版
ダーク・キャッスル・エンターテインメント
インジーニアス・メディア英語版
配給 アメリカ合衆国の旗 RLJEフィルムズ英語版
日本の旗 ハピネットファントム・スタジオ
公開 アメリカ合衆国の旗 2021年5月21日
日本の旗 2021年12月13日
上映時間 92分[1]
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
興行収入 世界の旗 $209,192[2]
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ストーリー 編集

全寮制のエデルヴァイン高校に編入したカミール・メドウズは、性格のきつい同級生たち(アリス、ベサニー、イヴォンヌ、レノーラ、ロザリンド)に目をつけられてしまい、嫌がらせを受ける。そんなある日、カミールはアリスから降霊会に招待される。カミールは「寮から飛び降りて死んだ生徒の霊を降ろす」という説明を受け、下らない脅かしだと思いながらも、渋々降霊会に参加することにした。ところが、その会の場に現れたのは死んだ生徒の霊ではなく、正体不明の何かであり、去り際に「お前たちは皆殺される運命にある」と言い残す。

ほどなくして、レノーラが死に、カミールたちはこの警告が悪ふざけの類ではないと確信する[4]。 そして、儀式に参加した者達が次々と惨死する。

キャスト 編集

製作・音楽 編集

2019年10月22日、サイモン・バレット監督の新作映画にスキ・ウォーターハウスが出演することになったと報じられた[5]。11月6日、イアンナ・サーキスの起用が発表された[6]。18日、本作の主要撮影カナダウィニペグで始まった[7]。12月11日、マディセン・ベイティがキャスト入りした[8]

2021年5月28日、レイクショア・レコーズが本作のサウンドトラックを発売した[9]

公開・マーケティング 編集

2020年2月20日、本作の劇中写真が初めて公開された[10]。2021年2月25日、RLJEフィルムズが本作の全米配給権を獲得したとの報道があった[11]。4月15日、本作のオフィシャル・トレイラーが公開された[12]

日本では、2021年10月22日よりシネマート新宿およびシネマート心斎橋で開催される「のむコレ2021」にて公開された[4]

評価 編集

本作に対する批評家の評価は平凡なものに留まっている。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには59件のレビューがあり、批評家支持率は46%、平均点は10点満点で5点となっている。サイト側による批評家の見解の要約は「サイモン・バレット監督に才能が備わっているのは間違いない。しかし、その才能は『降霊会 -血塗られた女子寮-』の凡庸なストーリーに何かを加えられるほどのものではなかった。」となっている[13]。また、Metacriticには10件のレビューがあり、加重平均値は45/100となっている[14]

出典 編集

  1. ^ 降霊会 -血塗られた女子寮-”. 映画.com. 2021年9月20日閲覧。
  2. ^ Seance” (英語). The Numbers. 2021年9月20日閲覧。
  3. ^ 降霊会-血塗られた女子寮-”. WOWOW. 2022年7月30日閲覧。
  4. ^ a b ““準備はいい?” 『降霊会 ―血塗られた女子寮―』日本版ポスター&予告解禁”. クランクイン. (2021年9月10日). https://www.crank-in.net/news/93936/1 2021年9月20日閲覧。 
  5. ^ Wiseman, Andreas (2019年10月22日). “Suki Waterhouse To Star In Horror ‘Seance’ For Dark Castle Entertainment, HanWay & Ingenious – AFM” (英語). Deadline.com. https://deadline.com/2019/10/suki-waterhouse-seance-dark-castle-hanway-ingenious-1202765981/ 2021年9月20日閲覧。 
  6. ^ Vlessing, Etan (2019年11月6日). “AFM: Inanna Sarkis Joins Suki Waterhouse in ‘Seance’ Horror Pic (Exclusive)” (英語). The Hollywood Reporter. https://www.hollywoodreporter.com/movies/movie-news/afm-inanna-sarkis-joins-suki-waterhouse-seance-horror-pic-1251963/ 2021年9月20日閲覧。 
  7. ^ Seance” (英語). Production List (2019年10月14日). 2021年9月20日閲覧。
  8. ^ Wiseman, Andreas (2019年12月11日). “‘Seance’: ‘Once Upon A Time In Hollywood’ Actress Madisen Beaty Joins Suki Waterhouse & Inanna Sarkis In Horror” (英語). Deadline.com. https://deadline.com/2019/12/seance-madisen-beaty-suki-waterhouse-inanna-sarkis-horror-1202806309/ 2021年9月20日閲覧。 
  9. ^ “‘Seance’ Soundtrack Released” (英語). Film Music Reporter. (2021年6月1日). https://filmmusicreporter.com/2021/06/01/seance-soundtrack-released/ 2021年9月20日閲覧。 
  10. ^ Miska, Brad (2020年2月20日). “First Photo of Suki Waterhouse in Simon Barrett’s ‘Seance’!” (英語). Bloody Disgusting. https://bloody-disgusting.com/movie/3605825/first-photo-suki-waterhouse-simon-barretts-seance/ 2021年9月20日閲覧。 
  11. ^ Hipes, Patrick (2021年2月25日). “Simon Barrett-Helmed Horror Pic ‘Seance’ Scores U.S. Deal Via RJLE Films And Shudder; IFC Films Scares Up Rights To ‘Werewolves Within’ – Film Briefs” (英語). Deadline.com. https://deadline.com/2021/02/seance-release-date-werewolves-within-deals-1234701534/ 2021年9月20日閲覧。 
  12. ^ Seance - OFFICIAL TRAILER” (英語). YouTube. RLJE Films (2021年4月15日). 2021年9月20日閲覧。
  13. ^ "Seance". Rotten Tomatoes (英語). 2021年9月20日閲覧
  14. ^ "Seance" (英語). Metacritic. 2021年9月20日閲覧。

外部リンク 編集