雁俣山(かりまたやま)は熊本県八代市美里町の境に位置する山。標高1315メートル。

概要 編集

雁俣山は、九州の脊梁山地の北端、五家荘の入口にあたる二本杉峠の北側に位置する。二本杉峠まで人馬がやっと通れるほどの山道しかなかったが、国道445号が開通したことで大きく開けた[1]。二本杉峠茶屋横から登山道が整備されている[1]。春にはカタクリツツジシャクナゲが開花することもあり登山者も多い。山頂付近は北側が開けており、熊本平野や阿蘇山が遠望できる[2][3]

植生 編集

脚注 編集

  1. ^ a b 熊本県緑化推進委員会、熊本ふるさとの森林(No.11 雁俣山)、公益社団法人熊本県緑化推進委員会、2024年3月18日閲覧。
  2. ^ 吉川満『分県登山ガイド42 熊本県の山』山と渓谷社、2003年3月10日、44,45頁。ISBN 9784635023924 全国書誌番号:21704007
  3. ^ カタクリの群生を見るならお薦め 雁俣山”. アウトドア登山専門店シェルパ. 2024年1月1日閲覧。
  4. ^ 保護林の再編”. 九州森林管理局. 2024年1月1日閲覧。