青谷町 (神戸市)
神戸市灘区の町名
青谷町(あおたにちょう)は、神戸市灘区の町名。同区西北部にある王子公園の北部から中央区との境まで西郷川を東限とする三角形の区域である。
歴史
編集摩耶山麓の風光明媚な地で、摩耶山への参拝道にあたる。旧原田・上野両村共有の草山で青ヶ谷と呼ばれて、西郷川上流の青谷川が流れよく茂った川に青く澄んだ水が流れていた。
大正3年(1914年)に原田村の松本寅之介が温泉場を作り保養地として賑わい、翌年末、高与次郎が神戸乗馬クラブを設立した(昭和53年厩舎全焼)。
施設
編集- 神戸市立王子スポーツセンター
- 旧ハンター住宅
- 青谷愛児園
- 松蔭高等学校
- 神戸海星女子学院高等学校
- 清光山教福寺
- 神戸龍谷中学校(青谷学舎)
脚注
編集- ^ “国勢調査による町別、年齢別人口及び世帯数”. 神戸市. 2023年12月27日閲覧。
- ^ 水源地が決壊、阪神沿線に濁流『東京朝日新聞』(昭和13年7月6日夕刊)『昭和ニュース辞典第6巻 昭和12年-昭和13年』p227-228 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年
参考資料
編集- 神戸史学会 編『新 神戸の町名』神戸新聞総合出版センター、1996年。ISBN 978-4875212041。