音声コード(おんせいコード)は、日本で開発された高密度の二次元記号である。デジタル化された文字情報がコード内に含まれているため、コードを元に音声を出力することが出来る。音声化する機械に活字文書読み上げ装置がある。音声コードを読み取らせることで音声を出力する。

活字文書読み上げ装置は、視覚障害者向けの「日常生活用具給付事業」の対象機器である。

概要 編集

音声コードには、「SPコード」(株式会社廣済堂商標)と日本福祉サービス株式会社使用の二次元コードがある。どちらのコードも活字文書読み上げ装置で読み取れる。

2003年8月に日本視覚障がい情報普及支援協会の溝口偦(さとし)により特許出願された。また、2004年には記号のデザインを変更し、アメリカ合衆国にて特許を申請、後に認可された。

2007年現在、音声コードは自治体の文書、病院処方箋金融機関企業の情報文書などに採用されはじめており、全国に広がっている。