養老 静江(ようろう しずえ、1899年明治32年〉11月16日 - 1995年平成7年〉3月22日[1])は、日本医師。次男は解剖学者で東京大学名誉教授養老孟司

概要 編集

神奈川県津久井郡(現在の相模原市)出身[2]

神奈川県立横浜第一高等女学校を経て、東京女子医学専門学校卒業[2]

1936年鎌倉市小児科を開業[2]。94歳まで患者を診続けた[3]

医師であった時に弁護士結婚して二児をもうけるが、10歳年下の男性と恋愛をして、離婚、再婚をした[3]

1994年荻野吟子賞を受賞[2]

1997年田嶋陽子は養老静江にインタビューをした内容を書いた『女の大老境』という書籍を著す[4]

2020年、堀越英美によって著された『スゴ母列伝』に養老静江のことが書かれている[5]

著書 編集

  • ひとりでは生きられない : 紫のつゆ草-ある女医の95年[6]
  • 紫のつゆ草 : ある女医の90年[6]

脚注 編集

  1. ^ 江刺昭子、史の会『時代を拓いた女たち かながわの131人』神奈川新聞社、2005年4月1日、262-263頁。ISBN 978-4-87645-358-0 
  2. ^ a b c d 集英社文庫 ひとりでは生きられない―ある女医の95年”. 紀伊國屋書店ウェブストア|オンライン書店|本、雑誌の通販、電子書籍ストア. 2023年1月21日閲覧。
  3. ^ a b 大和書房WEB連載”. www.daiwashobo.co.jp. 2023年1月21日閲覧。
  4. ^ 著, 田嶋 陽子. “女の大老境”. マガジンワールド. 2023年1月21日閲覧。
  5. ^ スゴ母列伝―いい母は天国に行ける ワルい母はどこへでも行ける”. 紀伊國屋書店ウェブストア|オンライン書店|本、雑誌の通販、電子書籍ストア. 2023年1月21日閲覧。
  6. ^ a b 養老 静江 - Webcat Plus”. webcatplus.nii.ac.jp. 2023年1月21日閲覧。