高田 勇仁(たかだ ゆに、1998年6月10日 -)は、日本プロボクサー。第35代日本ミニマム級王者。ライオンズボクシングジム所属。埼玉県新座市出身[1]

人物 編集

父は日本人、母はフィリピン人[2]

U-15大会中谷潤人と対戦経験がある。

来歴 編集

2015年8月8日のプロデビュー戦は判定勝ち[3]するも8か月後の試合でプロ初黒星。

その後2021年4月21日、後楽園ホールで石澤開と日本ミニマム級ユースタイトルマッチを行い、8回0-2(74-78、73-79、76-76)で判定負けを喫し日本ユース王座獲得に失敗[4]。同年8月2日、後楽園ホールにて行われた「ホープフルファイトvol.35」で伊佐春輔と日本ユースミニマム級王座決定戦を行い、8回1-2(75-77×2、77-75)で判定負けを喫し日本ユース王座獲得に失敗[5]

2022年7月9日に八王子エスフォルタ・アリーナにて行われた第44回ファイティング・スピリット・シリーズで伊佐春輔と戦い、1回41秒TKO勝ちをし、約3年ぶりに勝利した。

2022年11月8日フェニックスバトル94では、ユース王者である森且貴に5回2分54秒でTKO勝ちで2連勝。

そして2023年2月16日、後楽園ホールで元OPBFミニマム級王者小浦翼と日本ミニマム級王座決定戦を行う予定だったが、小浦の計量棄権で中止[6]。同年4月26日、後楽園ホールにて行われた「フェニックスバトル99&DANGAN257」で日本ミニマム級2位長谷部守里と日本ミニマム級王座決定戦を行い、6回2分59秒TKO勝ちを収め日本王座獲得[7]。なおライオンズジム創設36年目で初王者となった[8]

2023年7月8日、八王子エスフォルタアリーナで行われた「第45回 ファイティング スピリット シリーズ」で、日本ミニマム級1位仲島辰郎との初防衛戦で10回3-0(96-93×2、97-92)の判定勝ちを収め初防衛に成功した。

2023年11月27日、後楽園ホールにて行われた「フェニックスバトル107」で日本ミニマム級2位森且貴と再戦し、10回3-0(97-92×3)の判定勝ちを収め2度目の防衛に成功した。

2024年3月8日、後楽園ホールにて行われたライオンズジム初興行の「ライオンズゲート」で日本ミニマム級1位伊佐春輔と4度目の再戦を行い、10回3-0(96-92×2、97-91)の判定勝ちを収め3度目の防衛に成功した[9]

戦績 編集

  • プロ - 25戦14勝(6KO)8敗3分
日付 勝敗 時間 内容 対戦相手 国籍 備考
1 2015年8月8日 4R 判定3-0 大島滉平(三迫)   日本
2 2015年12月6日 4R KO チャンス望月(関門JAPAN)   日本
3 2016年4月26日 4R TKO 長谷部守里(三迫)   日本
4 2016年8月21日 3R TKO 仲島辰郎(平仲BS)   日本
5 2017年6月15日 4R 1:40 TKO 諸岡直樹(白井・具志堅S)   日本
6 2017年9月25日 4R 判定0-1 和田優麻(REBOOT)   日本
7 2018年3月2日 4R 判定3-0 柴沼智樹(KG大和)   日本
8 2018年6月5日 4R 2:00 TKO 新冨凌(JBスポーツ)   日本
9 2018年7月31日 4R 判定2-0 山本要(ワールドS)   日本
10 2018年9月27日 4R 判定1-2 柴沼智樹(KG大和)   日本
11 2019年2月17日 6R 判定3-0 伊佐春輔(川崎新田)   日本
12 2019年4月21日 6R 1:25 TKO 見村徹弥(千里馬神戸)   日本
13 2019年7月26日 6R 0:36 負傷判定3-0 東健史(ARITOMI)   日本
14 2019年11月9日 6R 0:51 TKO 川満俊輝(三迫)   日本
15 2020年8月9日 8R 判定1-1 佐宗緋月(T&T)   日本
16 2020年11月25日 8R 判定0-3 田中教仁(三迫)   日本
17 2021年4月21日 8R 判定0-3 石澤開(M.T)   日本 日本ミニマム級ユースタイトルマッチ
18 2021年8月2日 8R 判定0-3 伊佐春輔(川崎新田)   日本 日本ミニマム級ユース王座決定戦
19 2021年11月26日 8R 判定1-1 山下祥希(KG大和)   日本
20 2022年7月9日 1R 0:41 TKO 伊佐春輔(川崎新田)   日本
21 2022年11月8日 5R 2:54 TKO 森且貴(大橋)   日本
22 2023年4月26日 6R 2:59 TKO 長谷部守里(三迫)   日本 日本ミニマム級王座決定戦
23 2023年7月8日 10R 判定3-0 仲島辰郎(平仲BS)   日本 日本王座防衛1
24 2023年11月27日 10R 判定3-0 森且貴(大橋)   日本 日本王座防衛2
25 2024年3月8日 10R 判定3-0 伊佐春輔(川崎新田)   日本 日本王座防衛3
テンプレート

獲得タイトル 編集

脚注 編集

関連項目 編集

外部リンク 編集

空位
前タイトル保持者
重岡優大
第35代日本ミニマム級王者

2023年7月8日 - 現在

次王者
N/A