高野龍神国定公園
奈良県と和歌山県にまたがる国定公園
高野龍神国定公園(こうやりゅうじんこくていこうえん)は、和歌山県および奈良県の県境の山地を区域とする国定公園である[1]。1967年(昭和42年)3月23日に指定された[1]。
高野龍神国定公園 Kōya-Ryūjin Quasi-National Park | |
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熊野古道の小辺路にある果無峠 | |
指定区域 | |
分類 | 国定公園 |
面積 | 19,198 ha[1] |
指定日 | 1967年3月23日[1] |
運営者 | 和歌山県、奈良県 |
公式サイト | 高野龍神国定公園 |
概要
編集国定公園内に位置する高野山は、古くから山岳仏教の聖地として知られた霊山で、一帯にはコウヤマキをはじめ、マツ、スギ、ヒノキ、ツガなどの常緑樹林で蔽われる、また落葉広葉樹林も多い。一方で林業も盛んであったために二次林も多い。稜線に沿って高野龍神スカイライン(1980年開通)が走っており[2]、高野山と龍神温泉をつなぐ。高野山は世界遺産に登録されているが、それ以前から多くの参拝客を集めていたため、公園利用者は多い。