有田川町
日本の和歌山県有田郡の町
有田川町(ありだがわちょう)は、和歌山県中央部の有田郡にある町。有田みかんや山椒などの生産で知られる。
ありだがわちょう 有田川町 | |||||
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国 |
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地方 | 近畿地方 | ||||
都道府県 | 和歌山県 | ||||
郡 | 有田郡 | ||||
市町村コード | 30366-6 | ||||
法人番号 |
5000020303666 ![]() | ||||
面積 |
351.84km2 | ||||
総人口 |
25,170人 [編集] (推計人口、2021年2月1日) | ||||
人口密度 | 71.5人/km2 | ||||
隣接自治体 |
有田市、海南市、田辺市、有田郡湯浅町、広川町、海草郡紀美野町、日高郡日高川町、伊都郡かつらぎ町 奈良県吉野郡野迫川村 | ||||
町の木 | ミカン | ||||
町の花 | コスモス | ||||
町の鳥 | ヤマガラ | ||||
有田川町役場 | |||||
町長 | 中山正隆 | ||||
所在地 |
〒643-0021 和歌山県有田郡有田川町大字下津野2018-4 北緯34度3分27.1秒東経135度12分58.2秒座標: 北緯34度3分27.1秒 東経135度12分58.2秒 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
地理編集
和歌山県のほぼ中央に位置し、町の中央部を有田川が流れている。
- 山:鷲ケ峰(589m)、千葉山(542m)、三本松峰(533m)、大鳴海山(733m)、雨山(851m)、尖峰山(862m)、堂鳴海山(670m)、鳥泊山(619m)、生石ヶ峰(870m)、白馬山(957m)、兵ヶ城山(701m)、矢筈山 (683m)、東谷山(928m)、立伍山(949m)、水ヶ宝形山(1,063m)、石堂山(1,080m)、白口峰(1,110m)
- 平野:有田川平野
- 河川:有田川(二川ダム)
隣接している自治体編集
歴史編集
行政編集
- 町長:中山正隆(平成18年2月5日就任、4期目)
地区編集
- 旧吉備町
- 田殿地区 - 田口、大賀畑、大谷、井口、賢、田角、船坂、長谷、出、上中島、長田、角、尾中
- 藤並地区 - 小島、野田、天満、明王寺、水尻、土生、下津野、植野、奥、熊井
- 御霊地区 - 西丹生図、東丹生図、吉見、垣倉、庄、徳田
- 旧金屋町
- 生石地区 - 丹生、糸野、下六川、釜中、黒松、上六川
- 鳥屋城地区 - 市場、中野、小川、伏羊、中井原、金屋、長谷川
- 五西月地区 - 有原、西ケ峯、瀬井、彦ケ瀬、本堂、中峯、中、沼田、延坂、生石、青田、大西、大薗、尾上、小原
- 石垣地区 - 吉原、歓喜寺、糸川、修理川、宇井苔、松原
- 岩倉地区 - 川口、岩野河、立石、谷
- 旧清水町
経済編集
産業編集
- 主な産業
- 産業人口
日本郵政グループ編集
(2012年12月現在)
- 五村簡易郵便局を除く各郵便局にゆうちょ銀行のATMが設置され、★印の郵便局ではホリデーサービスを実施。
※有田川町内の郵便番号は以下のとおり。
- ※民営化以前は金屋郵便局が同区域の集配業務を行っていたが、同局は2006年9月25日付で集配業務を湯浅郵便局に移管し、現在は窓口業務のみとなっている[1]。
- 「643-03xx」=岩野河、川口、立石、谷(以上は旧金屋町域)、粟生、川合、北野川、中原、二沢、三瀬川(以上は旧清水町域)。岩倉郵便局の管轄。
- 「643-05xx」「643-06xx」=旧清水町域(前述の地域を除く)。清水郵便局の管轄。
- ※民営化以前、「643-06xx」区域(旧清水町域の北東部)は押手郵便局が集配業務を行っていたが、同局は2007年2月13日付で集配業務を清水郵便局に移管し、現在は窓口業務のみとなっている[2]。
姉妹都市・提携都市編集
国内編集
地域編集
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人口編集
平成27年国勢調査より前回調査からの人口増減をみると、2.86%減の26,361人であり、増減率は県内30市町村中5位。人口密度は74.92人/km2であり、県内30市町村中22位。
有田川町と全国の年齢別人口分布(2005年) | 有田川町の年齢・男女別人口分布(2005年) |
■紫色 ― 有田川町
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 |
有田川町(に相当する地域)の人口の推移 | |
総務省統計局 国勢調査より |
健康編集
- 平均年齢
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教育編集
高等学校編集
- 和歌山県立有田中央高等学校 (旧・和歌山県立吉備高等学校)
中学校編集
- 有田川町立吉備中学校
- 有田川町立金屋中学校
- 有田川町立石垣中学校
- 有田川町立白馬中学校
- 有田川町立八幡中学校
- 有田川町立安諦中学校
小学校編集
- 有田川町立藤並小学校
- 有田川町立御霊小学校
- 有田川町立田殿小学校
- 有田川町立鳥屋城小学校
- 有田川町立小川小学校
- 有田川町立上六川小学校
- 有田川町立西ヶ峯小学校
- 有田川町立五西月小学校
- 有田川町立石垣小学校
- 有田川町立修理川小学校
- 有田川町立粟生小学校
- 有田川町立城山西小学校
- 有田川町立楠本小学校
- 有田川町立八幡小学校
- 有田川町立久野原小学校
- 有田川町立安諦小学校
交通編集
鉄道編集
藤並駅が町で唯一の駅である。同駅は一部の特急列車の停車駅となっている。
- 西日本旅客鉄道(JR西日本)
路線バス編集
道路編集
阪和自動車道の有田インターチェンジから和歌山市まで約20分、大阪市まで約80分、関西空港までは約60分、また湯浅御坊道路の有田南インターチェンジから御坊市までは約15分である。
2005年4月1日、海南湯浅道路が阪和自動車道に編入されたことに伴い通行料金の値下げが行われた。
- 高速道路
- 一般国道
- 国道42号
- 国道371号(高野龍神スカイライン)
- 国道424号(修理川バイパス、美山金屋バイパス、金屋バイパス)
- 国道480号(三田バイパス、岩野河バイパス)
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事編集
- 蘭島(あらぎじま) - 日本の棚田百選、扇形の棚田、嶋新田とも言う
- 三田・清水(西原・小峠・湯子川)集落 - 蘭島と合わせ「蘭島及び三田・清水の農山村景観」の名称で重要文化的景観として選定されている。
- 鷲ヶ峰コスモスパーク - 風力発電
- 有田鉄道(廃線)
- 有田川町鉄道公園
- 高野竜神国定公園
- 白岩丹生神社 - 白岩丹生神社本殿は重要文化財
- 日光神社
- 吉祥寺 - 薬師堂と木造薬師如来坐像など7躯の仏像は重要文化財、他1躯の仏像が和歌山県指定有形文化財
- 法音寺 - 本堂と木造阿弥陀如来坐像など2躯の仏像は重要文化財、他1躯の仏像が和歌山県指定有形文化財
- 薬王寺 - 観音堂と木造阿弥陀如来坐像は重要文化財、他1躯の仏像が和歌山県指定有形文化財
- 長楽寺 - 仏殿は重要文化財
- 安楽寺 - 多宝小塔は重要文化財
- 歓喜寺 - 木造阿弥陀如来坐像と木造地蔵菩薩坐像は重要文化財
- 浄教寺 - 木造大日如来坐像 胎蔵界と絹本著色仏涅槃図は重要文化財
- 法福寺 - 26躯の仏像が和歌山県指定有形文化財
- 雨錫寺 - 阿弥陀堂は重要文化財
- 杉野原の御田舞 - 国の重要無形民俗文化財
- 久野原の御田 - 和歌山県指定無形民俗文化財
- 城山神社・二川歌舞伎芝居
- 生石高原 - 生石高原県立自然公園に属す。
- 次の滝 - 紀伊の国で那智滝に次いで大きな滝という意味でこの名が付いた。
- 姥ヶ滝
- 湯川渓谷(銚子の滝、さがり滝、五段の滝)
- 五郷渓谷
- 清水温泉
- 二川温泉
- かなや明恵峡温泉
- 有田川町地域交流センター ALEC
出身有名人編集
有田川町が舞台の作品編集
絵本のまち編集
詳細は「有田川ライブラリー」を参照
有田川町が合併発足する前の金屋町の図書館では司書によって絵本の読み聞かせ活動が行われていた。有田川町内の藤並駅には駅構内に絵本が並ぶ「ちいさな駅美術館」が設立されているなど、「絵本のまちおこし」を目指した取り組みが行われている[3]。
絵本作家を招いたイベントの開催や絵本のコンクール「有田川町絵本コンクール」も開催されている[4]。
ただし、有田川町地域交流センターALEC(アレック)には基本的に絵本は蔵書していない。
出典・脚注編集
- ^ 日本郵政公社ホームページ「郵便局の改廃情報」2006年9月20日発表分[出典無効]
- ^ 日本郵政公社ホームページ「郵便局の改廃情報」2007年1月31日発表分[出典無効]
- ^ “「絵本のまちおこし」に取り組む司書 杉本和子さん”. 毎日新聞地方版 2018年7月10日閲覧。
- ^ “図書館を街づくりの核に 497自治体が取り組み”. 産経新聞 2018年7月10日閲覧。