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高麗民主連邦共和国(こうらいみんしゅれんぽうきょうわこく、朝鮮語: 고려민주련방공화국)は、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)が掲げる朝鮮半島赤化統一路線。実態は日本からの資金支援・技術供与によって朴正煕大統領が起こした漢江の奇跡で経済成長を続ける大韓民国に様々な点で北朝鮮が大きく劣ったことによって、武力・経済優位などで韓国を滅ぼすことが不可能となり、不法傀儡と主張していた韓国の存在を認めざるを得なくなった北朝鮮最高指導者金日成主席が北朝鮮の国家体制・独裁世襲を維持するために掲げるようになった[1]

高麗民主連邦共和国
各種表記
ハングル 고려민주련방공화국
漢字 高麗民主聯邦共和國
発音 こうらいみんしゅれんぽうきょうわこく
日本語読み: コリョミンジュリョンバンコンファグッ
2000年式
MR式
英語
Goryeo minju ryeonbang gonghwaguk
Koryŏ minju ryŏnbang konghwaguk
Federal Democratic Republic of Goryeo
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1980年10月10日に北朝鮮の支配政党である朝鮮労働党成立35周年を記念して行われた第6次朝鮮労働党大会に於いて、金日成が軍人出身の全斗煥第11代大統領政権の大韓民国(韓国)に南北朝鮮の統一方法(略:高麗連邦構想)として提案した。「高麗民主連邦共和国」創設案は、「自主・平和・民族大団結による統一」というスローガンのもと、一民族・一国家・二制度・二政府の下で連邦制による統一を主張したものであった。これは、韓国のほうが北朝鮮よりも経済的に優位に立ち、北朝鮮が韓国を武力で併合する可能性が薄らいだために提唱されたものといわれている。だが、これは政治面(連邦議会)で北朝鮮が明らかに優位な地位につくことになっており、また「先統一、後同一感回復」を唱えるものの、国家保安法撤廃、韓国内での共産主義政党の結成の容認、在韓米軍撤収などを求めていたため、韓国側には到底受け入れられるものではなかった。

なお、2000年6月金大中大統領金正日国防委員長の間で行われた南北首脳会談の際に発表された6.15南北共同宣言では、北朝鮮は「低い段階の連邦制」を提示しており、韓国側の考えである連合制との共通性を認めている。

脚注編集

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  1. ^ 朝鮮日報/朝鮮日報日本語版. “開城で南北鉄道連結工事の着工式、北高官が連邦制に異例の言及” (日本語). www.chosunonline.com. 2018年12月27日閲覧。

関連項目編集

外部リンク編集