鶴田八幡宮(つるたはちまんぐう)は、青森県鶴田町にある神社

鶴田八幡宮
所在地 青森県北津軽郡鶴田町鶴田字生松53
位置 北緯40度45分13.6秒 東経140度25分50.8秒 / 北緯40.753778度 東経140.430778度 / 40.753778; 140.430778座標: 北緯40度45分13.6秒 東経140度25分50.8秒 / 北緯40.753778度 東経140.430778度 / 40.753778; 140.430778
主祭神 譽田別命、白上姫
社格 村社
創建 大同2年(807年)
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社格村社で、青森県では縁結び神社として信仰されている。

由緒 編集

大同二年(807年)に坂上田村麻呂蝦夷を退散せしめこの地を平定せり、依って同年九月、大川畔の木を伐りて神殿を造営し、蝦夷退散国中安泰守護神を勧請し、敬仰せりとあり、古くは暴れ川であった岩木川の度重なる決壊のため、天正二年(1574年)に現在地に遷座し、現社殿は昭和三十四年に建立された。

古くは武運長久をはじめ、五穀豊穣商売繁昌の神として信仰されている。

現代では相殿神として祀る白上姫・富士見湖悲恋伝説[1]の御神徳により、女性に力を与えると縁結びはもとより、参拝後に赤子を身籠った、母乳が出るようになった等の話が絶えず、縁結び、子授け、安産、病気平癒、身体健康の御神徳があると青森の地で親しまれている。

御祭神 編集

  • 譽田別命(ほんだわけのみこと)
  • 白上姫(しらかみひめ)

弥生画 編集

天明年間(1781年~1788年)、津軽地方は大飢饉に襲われた。寛政元年に人々が残り少ない穀物の種子を鶴田八幡宮へ持ち寄り、餅を使い、板に張り付けて奉納し、五穀豊穣を願った。すると秋には大豊作となり、人々は毎年元旦に弥生画を奉納するようになった。現在では神社に奉納された後は道の駅「鶴の里あるじゃ」にて展示されている[2]

アクセス 編集

脚注 編集

  1. ^ 津軽富士見湖伝説 版画紙芝居”. メデタイ・ツルタ. 2023年8月31日閲覧。
  2. ^ 弥生画”. メデタイ・ツルタ. 2023年8月31日閲覧。

外部リンク 編集