岩木川(いわきがわ)は、青森県中西部を流れる一級河川。岩木川水系の本流である。中流域はリンゴの特産地として知られる。古くは「弘前川」や「大川」と呼ばれていたが後に岩木川に統一された。

岩木川
岩木川 2008年4月2日撮影
五能線から北望
水系 一級水系 岩木川
種別 一級河川
延長 102 km
平均流量 88.2 m3/s
(五所川原観測所 2000年)
流域面積 2,540 km2
水源 雁森岳(西目屋村
水源の標高 987 m
河口・合流先 日本海五所川原市
流域 日本の旗 日本 青森県

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Geoshapeリポジトリ 国土数値情報河川データセット
岩木川 8202070001 岩木川水系 地図 岩木川流路
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岩木川水系 820207 地図 岩木川水系流路

川の名前は岩木山に由来する。「イワキ」は、が鎮座する「イワクラ」と同じく霊山信仰に基づく言葉だとされている[1]

地理

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青森県中津軽郡西目屋村白神山地雁森岳(標高987m)に源を発し、岩木山南麓を北東に流れる。弘前市から概ね北に向きを変え、津軽平野を潤す。津軽半島西部を流れ、河口近くに十三湖を形成したのち五所川原市十三で日本海に注ぐ。

流域の自治体

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青森県
中津軽郡西目屋村弘前市南津軽郡藤崎町北津軽郡板柳町鶴田町つがる市五所川原市、北津軽郡中泊町、五所川原市(旧市浦村地区)

支流

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詳細は岩木川の支流の一覧を参照。

ここでは一級河川に指定される支流を取り上げる(下流より)。括弧内は流域の自治体

並行する交通

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鉄道

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かつては国鉄黒石線が浅瀬石川下流部で並行していた。1984年に弘南鉄道に転換されたものの1998年に廃止された。

道路

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  • 国道339号
  • 青森県道43号五所川原車力線:つがる市鷺坂付近から同市下車力付近まで、土手上を並行している。川と並行する区間には、ガードレールが殆ど設置されておらず、転落事故への注意が必要である。
  • 五所川原市道唐笠柳・錦町線:つがる総合病院開院に伴い、整備された岩木川沿いを通る市道。


主な橋梁

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脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ 青森河川国道事務所 「かわ」のひろば 岩木川 これからの岩木川を考えてみませんか? 岩木川Q&A”. www.thr.mlit.go.jp. 2019年9月5日閲覧。
  2. ^ 『青森県百科事典』p931「湯の沢川」
  3. ^ 角川日本地名大辞典2 青森県』p1268-1272「西目屋村」

参考文献

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関連項目

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外部リンク

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  1. ^ 水害と治水事業の沿革