メインメニューを開く

麺座(めんざ)は、京阪グループびわこフードサービスが運営しているそば・うどん店である。京阪電気鉄道の駅構内を中心に展開し、以前は「比叡」(ひえい)という店名であった。

概要編集

店舗の展開規模などは阪急そばなどに比べると小さいが、独自レシピの研究開発に熱心で、「比叡」時代はマヨネーズを加えた「花マヨそば(うどん)」や、枚方公園駅店の夏季限定メニューだった「スイートヌードル」(麺にアイスクリームきな粉、小倉あんなどをトッピングしたもの)などのメニューを持っていた。2011年時点では、油揚げをあぶった「炙りきつね」[1]や中華麺を使用した「黄そば[2]が名物メニューとなっている。店舗ごとにフェアメニューが異なるのも特徴のひとつ。店舗のある中書島坂本龍馬ゆかりの地であることから、「龍馬うどん」というメニューも販売している。

沿革編集

1974年10月に「比叡」の店名で京阪本線丹波橋駅の駅構内(改札外を含む)に出店を行い、1975年11月牧野駅や1976年11月京津線京阪山科駅・1977年4月中書島駅・1978年3月枚方公園駅・1978年4月寝屋川市駅・1979年2月三条駅と一時は7店舗を数えた(参考文献:京阪開業100周年記念誌『京阪百年のあゆみ』391頁・駅置きの広報誌「くらしの中の京阪1991年11月号」より)[3]。しかし、駅の改築などにより、2005年には丹波橋駅・中書島駅・寝屋川市駅の3駅のみの展開となった。その後、残っていた店舗は改装などにより、2007年6月までに店名をすべて「麺座」に変更した。

2008年9月、滋賀県にオープンしたピエリ守山のフードコートに、「麺座」への改称後では初となる駅構内以外の店舗を出店し[4]、その後も2009年3月には滋賀県大津市にある商業施設「大津PARCO」にうどんと卵かけご飯をメインとした「麺座食堂」を、同年10月には同じく大津市の「浜大津アーカス」内のレストランゾーンに、うどん・丼物・コーヒー・アイスクリームの店をそれぞれ出店している。

撤退店舗のうち牧野駅店は別の経営者によるうどん店「あじまる亭」となったが、2012年11月限りで閉店した。また、京阪の駅ではほかにも「麺座」以外のうどん・そば店が入っているケース(京橋駅の「秀吉[ひできち]」(大阪帝拳が経営)など)がある。

脚注編集

  1. ^ 鈴木弘毅『ご当地駅そば劇場』交通新聞社新書、2011年、p174 - 176。
  2. ^ 『ご当地駅そば劇場』p218。メニューには「きぃそば」とルビが振られている。
  3. ^ このほか、駅舎以外の店舗として、汽船タクシー(親会社である琵琶湖汽船の関連会社)の石山営業所内のものがあった(1975年11月開店、1978年11月閉店。出典は『琵琶湖汽船百年史』琵琶湖汽船、1987年、p.209、211)
  4. ^ 2013年現在は閉店している。