黄金子(くがにしー)は、琉球王国第一尚氏王統第七代尚徳王と田名真玉津との間に、伊平屋島田名村にて出生した人物。

田名村等に黄金子の子孫が多くおり、繁栄したとの伝えがある[注釈 1]

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ 『古琉球三山由来記集』373頁に尚徳王の子孫系図、511頁には黄金子の子孫が記されている[1]。同村は琉球王国・第一尚氏王統第2代尚巴志王の曾祖父である屋蔵大主が実力者として存在した地である。またその嫡子である鮫川大主が父の後を継ぎ青年期を生きた地としても伝えられる。

出典 編集

  1. ^ 東江長太郎、1989年、p.373、511

参考文献 編集

  • 東江長太郎『古琉球三山由来記集』那覇出版社、1989年3月
  • 當間莊平『當間莊平の系図は生きている』大永印刷、1990年9月、p.331
  • 伊敷賢『琉球王国の真実』琉球歴史伝承研究所、2013年1月、p.156
  • 原田信之「沖縄県佐敷町の第一尚氏史跡群とその伝承」『新見公立短期大学紀要』第25号、新見公立短期大学、2004年12月25日、275-293頁。