(153814) 2001 WN5 とは、アポロ群に属する地球近傍天体の1つである。

(153814) 2001 WN5
2028年6月26日の最接近前後の (153814) 2001 WN5 の軌道(緑)。 月軌道は白丸。地球は青い点。
2028年6月26日の最接近前後の
(153814) 2001 WN5 の軌道(緑)。
月軌道は白丸。地球は青い点。
仮符号・別名 2001 WN5
分類 小惑星
軌道の種類 アポロ群
地球近傍小惑星 (PHA)
地球横断小惑星
火星横断小惑星
軌道要素と性質
元期:TDB 2456200.5 (2012年9月30.0日)
軌道長半径 (a) 1.712003012 AU
近日点距離 (q) 0.91278703 AU
遠日点距離 (Q) 2.51121899 AU
離心率 (e) 0.46683094
公転周期 (P) 818.191971 日
(2.24 年)
平均軌道速度 0.43999450 度/日
軌道傾斜角 (i) 001.921458 度
近日点引数 (ω) 044.3998 度
昇交点黄経 (Ω) 227.6253 度
平均近点角 (M) 334.262260 度
EMoid 23万2000 km
前回近日点通過 JED 2455440.803619
(2010年9月1日)
次回近日点通過 JED 2456258.995590
(2012年11月27日)
物理的性質
直径 800? m
絶対等級 (H) 18.225 ± 0.52383
発見
発見日 2001年11月20日
発見者 LONEOS
発見方法 自動検出
他のカタログでの名称
2001 WN5
K01W05N
Template (ノート 解説) ■Project

2001 WN5 は、2001年11月20日LONEOS によって発見された。絶対等級は18.2等級であり、推定直径はアルベドを0.13と仮定して800mである[1]

2001 WN5 は、近日点距離が地球軌道のわずかに内側に入り込み、遠日点距離は火星軌道の完全に外側である。2001 WN5 はこの周期を2.24年かけて公転している。しかし軌道傾斜角は1.92度とほとんど傾いておらず、後述するとおり地球や火星に衝突する可能性の高い小惑星である。このため 2001 WN5潜在的に危険な小惑星(PHA)に分類されている。

2001 WN5は、2028年6月26日軌道の内側に入り込み、地球から24万8800km (0.0016634AU) まで接近する。また、このとき月には、50万3100km (0.0033629AU) まで接近する。また火星横断小惑星でもあるため、火星にも衝突する可能性がある。最も接近するのは2039年10月29日で、火星から224万km (0.014984AU) まで接近する。

関連項目 編集

出典 編集

  1. ^   D: 直径 p: アルベド H: 絶対等級


前の小惑星
(153813) 2001 WE
小惑星
(153814) 2001 WN5
次の小惑星
(153815) 2001 WC7