2024年自由民主党総裁選挙

自由民主党総裁選挙

2024年自由民主党総裁選挙(2024ねんじゆうみんしゅとうそうさいせんきょ)は、2024年(令和6年)9月に行われる予定の日本自由民主党党首である総裁選挙である。

2024年自由民主党総裁選挙

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→ 最長2027年

選挙制度 総裁公選規程による総裁選挙
有権者数 党所属衆議院議員:258
党所属参議院議員:116
党員票     :374
合計      :748
議員票
党員票
合計
決選議員票
決選地方票
決選投票

選挙前総裁

岸田文雄

選出総裁

未定

背景

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第2次岸田内閣 (第2次改造)

2021年10月に首相に就任後、衆院選に勝利した岸田文雄内閣は比較的高支持率を保っていたが、2022年の安倍晋三元首相の暗殺後、国葬実施に対する反発や統一教会と自民党の繋がりが明らかになり、支持率は大きく低下した。 2022年8月10日には、統一教会に関係する閣僚を排除するために内閣改造を行ったが、支持率の低下は止まらず、閣僚の更迭も相次いだ。 しかしながら、2023年3月に、尹錫悦大韓民国大統領の訪日による5年ぶりの日韓首脳会談や岸田文雄内閣総理大臣のウクライナへの電撃訪問が行われた後、報道各社の世論調査で軒並みに支持率が回復した。 一旦支持率は持ち直したものの、5月には総理の長男である岸田翔太郎総理秘書官の更迭問題で5月には低下に転じた。さらにはマイナンバーカードのトラブル問題が追い打ちをかけ、支持率はさらに落ち込んだ。

2023年9月13日に再び内閣改造が行われた。この内閣改造では、女性閣僚の割合が高いことで注目されたが、支持率は概ね横ばいか微増に留まった。 12月に入ると政治資金パーティーの裏金問題が表面化し、支持率は更に低下・自民党の政権復帰以後で最低水準となった。

2024年に入っても状況は変わらず、各種世論調査でも自公政権継続と政権交代を望む意見が拮抗しており、自民党内からも岸田総理大臣の退陣を望む声が出ている。[1]

脚注

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  1. ^ 共同通信 (2024年6月23日). “岸田首相総裁再選で過半数困難 次期衆院選巡り自民高鳥氏 | 共同通信”. 共同通信. 2024年7月14日閲覧。