80年代の筋肉少女帯』は、筋肉少女帯の1980年代のライブ音源を収めたライブトラック集である。1998年9月29日にUGSより発売された。ジャケットはボーカル大槻ケンヂの若き頃の写真で、ナゴムレコード在籍時に撮影された釈迦のPVの、顔を白塗りにした写りの悪いものをあえて使用している。

『80年代の筋肉少女帯』
筋肉少女帯ライブ・アルバム
リリース
ジャンル ロック
ハードロック
パンク・ロック
プログレッシブ・ロック
時間
レーベル UGS
筋肉少女帯 アルバム 年表
SAN FRANCISCO
(1998年)
80年代の筋肉少女帯
(1998年)
スーパー・バリュー/筋肉少女帯
2001年
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概要

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1980年代に筋肉少女帯が行った複数のライブの録音から10曲、M.C.を4トラック分(ただし大分短めである)、加えて1曲だけデモテープを収めている。
1998年の中頃、筋肉少女帯はドラムの太田明が脱退するなど、諸事情により活動休止を余儀なくされていた。そのような中でボーカルの大槻が、自身が立ち上げたインディーズレーベルであるUGSから発売したのが本CDである。新録は一切なく、すべて80年代の音源である。また、複数のライブでの音源を使用しているため、曲によって音質にバラつきがある。さらに、収録日や場所、演奏者の一部が判明していないものも含まれている。
CD発売に合わせて、大槻は80年代に同バンドに所属していたメンバーらと、期間限定で「80年代の筋肉少女帯」を結成しツアーを行った。「自主制作盤屋UGSプレゼンツ! 『80年代の筋肉少女帯』CD発売記念」と銘打たれたこのツアーは各地で計3公演[1]行われ、同年12月10日にはその模様を収録したライブビデオ『80's筋少Live & clip』が同じUGSレーベルより発売された。

収録曲

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  1. 黎明 初稿 (Instrumental)
    (作曲:三柴江戸蔵)
    1988年8月
  2. モーレツ ア太郎
    (作詞:大槻ケンヂ / 作曲:大槻ケンヂ, 三柴江戸蔵 / 編曲:筋肉少女帯)
    1988年8月
  3. マタンゴ
    (作詞:大槻ケンヂ / 作曲:筋肉少女帯 / 編曲:筋肉少女帯)
    1989年2月7日, 日本青年館
  4. 最期の遠足
    (作詞:大槻ケンヂ / 作曲:内田雄一郎 / 編曲:筋肉少女帯)
    1989年2月7日, 日本青年館
  5. 釈迦 (デモテープ)
    (作詞:大槻ケンヂ / 作曲:大槻ケンヂ, 内田雄一郎 / 編曲:筋肉少女帯)
    1986年秋
  6. 猿の左手 象牙の塔
    (作詞:大槻ケンヂ / 作曲:三柴江戸蔵 / 編曲:筋肉少女帯)
    1987年7月
  7. M.C.
    1987年1月10日, 新宿ロフト
  8. ノゾミ・カナエ・タマエ
    (作詞, 作曲:大槻ケンヂ / 編曲:筋肉少女帯)
    1987年7月
  9. M.C.
    1987年3月10日, 大阪 バナナホール
  10. おおもうけバカボン
    (作詞:大槻ケンヂ / 作曲:内田雄一郎 / 編曲:筋肉少女帯)
    1987年1月10日, 新宿ロフト
  11. M.C.
    1988年12月21日, 大阪 ミューズホール
  12. 日本の米
    (作詞, 作曲:大槻ケンヂ / 編曲:筋肉少女帯)
    1988年12月21日, 大阪 ミューズホール
  13. 孤島の鬼
    (作詞:大槻ケンヂ / 作曲:内田雄一郎 / 編曲:筋肉少女帯)
    1989年2月7日, 日本青年館
  14. M.C.
    1988年12月21日, 大阪 ミューズホール
  15. 夜歩く (Instrumental)
    (作曲:三柴江戸蔵 / 編曲:筋肉少女帯)
    1988年12月21日, 大阪 ミューズホール
    三柴江戸蔵の、脱退前の大阪における最後のライブ演奏である。

演奏者

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  • 大槻ケンヂ - ボーカル、M.C.
  • 内田雄一郎 - ベース
  • 三柴江戸蔵 - ピアノ、キーボード
  • 美濃介 - ドラムス (# 5, 6, 8, 10)
  • 太田明 - ドラムス (# 1 - 4, 12, 13, 15)
  • 横関敦 - ギター (# 3, 4, 12, 13, 15)
  • 石塚BERA伯広 - ギター (# 5)
  • 中村ムー哲夫 - ギター (# 10)
  • 佐藤卓也 - キーボード (# 13)

脚注

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  1. ^ 1998年9月16日心斎橋CLUB QUATTRO、1998年9月17日名古屋ハートランドスタジオ、1998年9月27日渋谷ON AIR EAST。