Bang!
『Bang!』(バン)は、BLANKEY JET CITYの2作目のスタジオ・アルバム。1992年1月22日に東芝EMIからリリースされた。
『Bang!』 | ||||
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BLANKEY JET CITY の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | 東芝EMI / Nonfixx | |||
プロデュース | 土屋昌巳 | |||
チャート最高順位 | ||||
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BLANKEY JET CITY アルバム 年表 | ||||
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『Bang!』収録のシングル | ||||
概要 編集
アマチュア時代のレパートリーが中心に収録されているが、解散直前までライブの主要曲として演奏された曲が多く、彼らの代表作の一つとされている。
照井は「今まで作ったアルバムの中で、このアルバムは特別に好き」と1996年に語っている。
本作より、東芝EMI時代のスタジオ盤のプロデュースは土屋昌巳が手がけている。
一部の曲におけるギターパートの作成と演奏は、土屋昌巳によって行われたとの説があったが、「ギターマガジン」2013年2月号に掲載された浅井のインタビューにて、浅井本人が全て作成し演奏したと説明された。なお、同インタビューにてマスタリング作業が行われていないことも明かされた。
収録曲 編集
全作詞・作曲: 浅井健一(#3,#5, 作曲: 照井利幸)。 | ||
# | タイトル | 時間 |
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1. | 「RAIN DOG」 | |
2. | 「冬のセーター」 | |
3. | 「SOON CRAZY」 | |
4. | 「ヘッドライトのわくのとれかたがいかしてる車」 | |
5. | 「絶望という名の地下鉄」 | |
6. | 「とけちまいたいのさ」 | |
7. | 「★★★★★★★」 | |
8. | 「クリスマスと黒いブーツ」 | |
9. | 「BANG!」 | |
10. | 「ディズニーランドへ」 | |
11. | 「2人の旅」 | |
12. | 「小麦色の斜面」 | |
合計時間: |
楽曲解説 編集
- RAIN DOG
- インディーズ時代のデモ・バージョンでは「今にも吹き飛ばされそうな風の中を」から始まる歌詞パートが先頭にあった。
- 後のベスト・アルバム『THE SIX』『Blankey Jet City 1991-1995』に収録。
- 冬のセーター
- 3rd Single。
- 東芝EMIとの契約前後に制作された曲であり、最初期のタイトルは「グランド・マザー」。「ミュージックステーション」初登場の時に披露した。
- 後のベスト・アルバム『THE SIX』『Blankey Jet City 1991-1995』に収録。
- SOON CRAZY
- ライブでの定番曲。
- ヘッドライトのわくのとれかたがいかしてる車
- 後のベスト・アルバム『THE SIX』に収録。
- 絶望という名の地下鉄
- この曲のタイトルはテネシー・ウィリアムスの戯曲 『 A STREETCAR NAMED DESIRE 【欲望という名の電車】』 をもじったもの。
- 1996年頃から大幅なアレンジが加えられ、CDに収録されたバージョンとは大きく異なる演奏を行った。
- 後のベスト・アルバム『国境線上の蟻』に収録される。
- とけちまいたいのさ
- BJCの楽曲の中で唯一レゲエ調のカッティングを取り入れている。
- ★★★★★★★
- 元のタイトルは、「人殺しの気持ち」。
- クリスマスと黒いブーツ
- シングル「冬のセーター」のC/W曲。
- 後のベスト・アルバム『国境線上の蟻』『Blankey Jet City 1991-1995』に収録。
- BANG!
- 本作表題曲。
- 後のベスト・アルバム『国境線上の蟻』に収録される。
- ディズニーランドへ
- この曲の登場人物である「友達」は実在し、浅井の友人である。
- 本当にノイローゼになり病院に通っていた。
- 後のベスト・アルバム『THE SIX』『Blankey Jet City 1991-1995』に収録。
- 2人の旅
- 浅井が22歳の時に名古屋にて作曲。
- 小麦色の斜面
- 照井がベースラインをつけるのに苦労したが、土屋昌巳から「ローリング・ストーンズの『悪魔を憐れむ歌』のように弾いてはどうか」とアドバイスを受け、収録されたベースラインが完成した。歌詞の「目を潰すだけさ」は土屋のアイディアだが、浅井はあまり気に入っていない。
脚注 編集
- ^ “BLANKEY JET CITY/BANG!”. tower.jp. 2022年9月18日閲覧。