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CA-13 ブーメラン Mk II

CAC CA-12 ブーメラン(CAC CA-12 Boomerang)は第二次世界大戦中にオーストラリアコモンウェルス社(Commonwealth Aircraft Corporation、略称CAC)で開発された戦闘機である。同社がライセンス生産していた練習機ワイラウェイをベースにして開発された機体で、低速だったが運動性がよく武装も強力だったため、主に地上攻撃用の戦闘爆撃機として使用された。

概要編集

1941年12月に太平洋戦争が勃発すると、オーストラリアは日本軍の侵攻に対抗できる戦闘機戦力を有していないことが問題となり、練習機であったワイラウェイも戦闘任務に投入しなければならなかった。この対策としてワイラウェイのコンポーネントを利用し単座戦闘機を緊急開発することとなった。基本的にはワイラウェイの主翼、降着装置、尾翼に新規設計の胴体を組み合わせたもので、エンジンは当時入手可能な唯一の高出力エンジン、P&Wツインワスプを装備した。

1942年2月に105機が発注されると、試作機は3ヶ月余りで完成し同年5月29日に初飛行した。10月には就役を開始し、間もなくニューギニア戦線に投入された。CA-12CA-13CA-14CA-19の各型があり、1942年から1945年までに合わせて約250機生産された。排気タービン装備のCA-14は1機が試作されたが、開発時点でより高速のスピットファイアが入手できるようになっていたため採用されなかった。

実戦では対地攻撃任務が殆どであったため、結局終戦まで日本軍機と交戦することはなかったが、海外からより高性能の戦闘機が供与されるようになるまで充分な役割を果たした。

スペック編集

関連項目編集

外部リンク編集

  • [1]「CA-13ブーメラン」画像と解説