Doom 3:BFG Edition』(ドゥームスリー ビーエフジーエディション)は、2012年にMicrosoft WindowsPlayStation 3およびXbox 360向けに発売された『Doom 3』のリマスター[1]。BFGエディションは、グラフィックの向上、優れたオーディオ(より多くのホラーエフェクトを含む)、チェックポイントセーブシステムや、3Dディスプレイとヘッドマウントディスプレイ (HMD)のサポートを特徴とする。

Doom 3 BFG Edition
ジャンル ファーストパーソン・シューティング
対応機種
開発元 id Software
Panic Button (PlayStation 4、Xbox One、Switch)
発売元 ベセスダ・ソフトワークス
Nvidia Lightspeed Studios (Nvidia Shield)
デザイナー ジェリー・キーハン
プログラマー
美術
シリーズ Doom
人数 シングルプレイヤーマルチプレイヤー
発売日 PS3Xbox 360Microsoft WindowsNvidia Shield
  • NA 2015年6月4日
PS4, Xbox One、Nintendo Switch
  • WW 2019年7月26日
エンジン id Tech 4
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本作には、Doom3の既存の拡張パック『Resurrection of Evil』に加えて、新たなシングルプレイヤー用拡張パック「The Lost Mission」が収録されている[2]。さらに、オリジナルの『Doom』(アドオンの第4エピソード「Thy Flesh Consumed」を含むUltimate Doom版)と、それまでXbox 360で利用可能だった拡張パック「No Rest for the Living」を搭載した『Doom II』が含まれている[2]。 本作では、フラッシュライトがアーマーに備え付けになっており、武器を持ったままライトを使用できるようになった[3][2]

本作のゲームエンジンソースコードGNU Geberal Public License(GPL)の下で2012年11月に公開された。

2019年7月26日、本作のPlayStation 4Xbox OneNintendo Switch版が発売された。

プロット編集

Doom 3編集

画像外部リンク
  『Doom 3』とリマスターされグラフィックが向上した『Doom 3:BFG Edition』の比較

Resurrection of Evil編集

The Lost Mission編集

プレイヤーは、『Doom 3』でデーモンの待ち伏せ攻撃を受けて壊滅したブラボーチームの最後の生存メンバーの役割を担う。ブラボーチームの生存者は、Exisラボでテレポーテーション実験に取り組んでいる科学者、リチャード・メイヤーズ博士(声:ポール・エイディング)から連絡を受け、デーモンによって鹵獲され現在は地獄の奥深くで保持されている実験用テレポーテーションアレイの破壊を手伝ってほしいと頼まれた。このアレイはデーモンの大群をはるばる地球まで送れるほど潜在的に強力であったたメイヤーズはアレイの破壊に必死になっていた。この目標を達成するためにマリーンはExisラボのテレポーテーションシステムの起動に必要なコンポーネントを入手し、そしてテレポーテーションアレイを破壊するために地獄に移動する必要があった。エピローグでは、地獄にいたマリーンはメイヤーズ博士によってテレポートで火星へと戻された。そして、未だに行方知れずの別のマリーンの捜索のために火星に到着した地球からの援軍は、デルタラボコンプレックスで彼を発見した[4]

評価編集

評価
集計結果
媒体結果
Metacritic(PC) 59/100[5]
(PS3) 67/100[6]
(X360) 67/100[7]
レビュー結果
媒体結果
Eurogamer5/10[8]
GameZone8/10[9]
IGN7.6/10[10]

本作の評価は賛否両論だった。アップデートされたグラフィック、サウンドデザインおよび新コンテンツ「Lost Mission」の追加は賞賛された。批判は、BFGエディションの長いロード時間、強制的なオートセーブ、特定の武器を装備するためにプレーヤーが武器を何度も持ち変えなければならない操作スキームに向けられていた。ゲームのサスペンスに満ちたアクション志向のゲームプレイを考えるとこの機能は非常に不適当とみなされた。Doom 3の前世代機の移植版ではプレイヤーが武器をホットキーに割り当てられたため、全体的な操作性は後退したと見なされた。また、オリジナルのゲームの従来のフラッシュライトの仕組みに切り替えられないことも批判された。

ファミ通の喫茶板東は、本作に収録された『DOOM 3』本編がローカライズされている点を評価し、英語がわからないままオリジナル版『DOOM3』を遊んだ自分でも十分楽しめたと述べている[2]。また、喫茶板東はフラッシュライトの仕様変更についても肯定的に評価している[2]

脚注編集

  1. ^ Doom 3: BFG Edition will light up store shelves in October”. Warp Zoned (2012年6月19日). 2012年6月25日閲覧。
  2. ^ a b c d e 喫茶板東 (2012年11月22日). “シリーズ全作品が遊べる決定版!『DOOM 3 BFG Edition』プレイインプレッション”. ファミ通. 2020年4月12日閲覧。
  3. ^ Totilo (2012年5月30日). “New Doom 3 For Xbox 360 and PlayStation 3 Supports Head-Mounted Displays”. Kotaku. 2012年5月30日閲覧。
  4. ^ Doom 3: BFG Edition – The Lost Mission Trailer”. (2012年8月2日). http://www.ign.com/videos/2012/08/02/doom-3-bfg-edition-the-lost-mission-trailer 2015年7月27日閲覧。 
  5. ^ Doom 3 BFG Edition for PC Reviews”. Metacritic. 2015年7月27日閲覧。
  6. ^ Doom 3 BFG Edition for PlayStation 3 Reviews”. Metacritic. 2015年7月27日閲覧。
  7. ^ Doom 3 BFG Edition for Xbox 360 Reviews”. Metacritic. 2015年7月27日閲覧。
  8. ^ Stanton, Rich (2012年10月19日). “Doom 3: BFG Edition Review”. Eurogamer. 2015年7月27日閲覧。
  9. ^ Workman, Robert (2012年10月23日). “Doom 3: BFG Edition”. GameZone. 2015年7月27日閲覧。
  10. ^ Ingenito, Vincent (2012年10月25日). “Doom 3: BFG Edition Review”. IGN. 2015年7月27日閲覧。

外部リンク編集