Dowsing For The Future』(ダウジング フォー ザ ヒューチャー)は、BIGMAMAの2枚目のオリジナルアルバム2008年12月3日RX-RECORDSよりリリースされた[1]

Dowsing For The Future
BIGMAMAスタジオ・アルバム
リリース
録音 2008年
ジャンル ロック
メロディック・ハードコア
プログレッシブ・ロック
時間
レーベル RX-RECORDS
チャート最高順位
  • 週間46位オリコン
  • 登場回数7回(オリコン)
BIGMAMA アルバム 年表
Love and Leave
2007年
Dowsing For The Future
(2008年)
and yet, it moves 〜正しい地球の廻し方〜
2009年
『Dowsing For The Future』収録のシングル
  1. Weekly Fairy Tale
    リリース: 2008年9月17日
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概要 編集

前作『Love and Leave』から1年ぶりのリリース。本作はBIGMAMA自身初となる、日本語詞の楽曲が収録された意欲作である[2]。また、金井政人によるセルフライナーノーツも封入されている[2]

前作では、出会いと別れについて表現したが、今作では一歩進んだところ、金井曰く「出会いや別れの意味を考える事」を表現したかったと明かしている[3]。また人の出会いを、何かを探したいときにその行き先を指し示してくれるダウジング・ロッドという道具に例え、「未来は自分の手で掘り起こしていかないと見つからない」というメッセージを込めたと発言している[3]

また本作は2013年8月28日に、1stアルバム『Love and Leave』と3rdアルバム『and yet, it moves 〜正しい地球の廻し方〜』と並び、ベストプライス盤と称してジャケットを簡易化させ、シングルCDと同価格の税抜1000円で再リリースされている [4]
発売記念インストアライブ~20081220 タワレコ渋谷店にて (TOWER RECORD渋谷店、新宿店、吉祥寺店にて予約者優先で入場券配布)

楽曲解説 編集

Paper-craft
初めて日本語で詞を作成した楽曲[5]MVが作られている。
金井は、この楽曲の出だしのフレーズは、自身のパーソナリティを端的に表していると発言している[5]
The Game Is Over
2005年10月12日RX-RECORDSからリリースされたオムニバスアルバム...of newtypes』や、デモCDに収録されていた楽曲のリメイク作品。
原曲は高校時代に完成しており、当時の英語力が不完全であったことから、歌詞は書き直されている[3]
Dowsing For The Future
表題曲。今作のメッセージが一番描かれている楽曲[3]

収録曲 編集

全作曲・編曲: BIGMAMA。
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.「Paper-craft」金井政人BIGMAMA
2.「Gum Eraser」金井政人・リアド偉武BIGMAMA
3.「『それはきっと天使が長く勤まらない理由』」金井政人BIGMAMA
4.「The Game Is Over」リアド偉武BIGMAMA
5.「“MISSION 481”」金井政人BIGMAMA
6.「make a booboo」金井政人BIGMAMA
7.「My Greatest Treasure」金井政人BIGMAMA
8.Sleeping Beauty〜二度寝する眠れる森の美女〜金井政人BIGMAMA
9.「just a tool」金井政人BIGMAMA
10.Cinderella〜計算高いシンデレラ〜金井政人BIGMAMA
11.「Dowsing For The Future」金井政人・リアド偉武BIGMAMA
合計時間:

関連項目 編集

出典 編集

  1. ^ BIGMAMA、2ndアルバム発売に!”. ローチケHMV (2008年12月3日). 2018年5月9日閲覧。
  2. ^ a b BIGMAMAがニューアルバムで初の日本語詞に挑戦”. ナタリー. ナターシャ (2008年10月20日). 2018年5月9日閲覧。
  3. ^ a b c d “[https://rooftop1976.com/interview/081201180012.php 『Dowsing For The Future』── 未来は自分の手で掘り起こせ! 進化を続ける5人が進む未知なる道]”. ROOFTOP. LOFT PROJECT (2008年12月1日). 2018年5月9日閲覧。
  4. ^ BIGMAMA新シングル、過去作廉価盤、赤坂公演3DAYS発表”. ナタリー. ナターシャ (2013年6月17日). 2018年5月9日閲覧。
  5. ^ a b <インタビュー>BIGMAMA金井政人 「聴く人は日本のロックをBIGMAMAに任せたいと思ってしまうと思う」”. T-SITE NEWS. 株式会社CCC (2015年2月20日). 2018年5月9日閲覧。

外部リンク 編集