F1速報エフワンそくほう)は、フォーミュラ1 (F1) 世界選手権の専門雑誌。通称「F速」。編集は合同会社サンク、発行・発売元は三栄書房(かつてはニューズ出版)。『速報』の名のとおり、F1レース開催日の4日後の木曜日に発売される。定価680円。

F1速報
愛称・略称 F速
ジャンル モータースポーツ雑誌
発売国 日本の旗 日本
言語 日本語
定価 680円
出版社 株式会社三栄
発行人 星野邦久
編集長 河野亜希子
刊行期間 1990年 -
ウェブサイト F1速報公式サイト
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概要編集

元々はニューズ出版のモータースポーツ専門誌『Racing On』の臨時増刊号として、1987年12月に「速報 日本GP号」を発行。1988年・1989年も同様の日本GP速報号を発行し、1990年シーズン第3戦「サンマリノGP号」より毎戦ごとの発行となる。同シーズン第6戦「メキシコGP号」より雑誌コードを取得し、独立創刊した。当時は決勝レース開催6日後の土曜日発行だった。

2001年にニューズ出版と三栄書房が共同で編集プロダクションとして株式会社イデアを設立したのに伴い、従来三栄書房から発行されていたライバル誌の『AS+F』と統合され、速報部分を受け持つことになった(一方『AS+F』は月刊誌としてリニューアルしたが、2004年に休刊している)。さらに2009年1月にニューズ出版が三栄書房と合併したため、現在は発売元が三栄書房に移っている。

2007年には、日本で初めてのF1問題集である『F検』(F1検定)を発売した。また、2003年から季刊誌(年4回発売)である「F1速報Plus」も発行している(定価880円)。シーズン終了後には総集編を発売している(定価980円)。

現在は、電子書籍で1987年の臨時増刊号から最新号まで購入可能となっている。

歴代編集長編集

  • 初代=福江剛司(現レーシング・オン編集長兼イデア常務取締役編集局長、生え抜きグラフィティ出身)
  • 2代目=稲垣勝成(グラフィティ出身)
  • 3代目=中島敦(グラフィティ出身)
  • 4代目=久保圭介(グラフィティ出身)
  • 5代目=高橋浩司(三栄出身)
  • 6代目=船田力(三栄出身)
  • 7代目=田中康二

主な連載・読み物編集

  • 森脇基恭のレース総括
  • F速的裏チャンピオンシップ(今宮純
  • 痛快カムイ
  • TECHNICAL CHECK(津川哲夫
  • 全チーム最新情報(津川哲夫)
  • パドック裏話
  • フロム・ザ・パドック
  • 読者のページ“ぱどくら”
  • 4コマ漫画グランプリ天国』(村山文夫
  • クイズF速グランプリ- 各GPごとに指定する順位を当て、得点を争う。前半、後半戦それぞれの上位2名にはF1観戦ツアーがプレゼントされる。携帯からも参加可能。

過去の主な連載・読み物編集

サーキット便り編集

本誌の契約カメラマンである澤田賢志がネット上で個人的に更新を行っていた「けんさわカメラマンのサーキット便り。」(通称「サ便。」)が前身。F1開催地の生の雰囲気を伝える情報源として人気を博し、2005年より本誌公式サイト内に展開場所を移した。

基本的には取材陣の日常を追う形だが、「1998年ブラジルGPマクラーレンのコックピット内部撮影[1]」「ミシュランタイヤ違反疑惑検証[2]」「フェラーリバージボード疑惑分析」「佐藤琢磨移籍問題フライング事件」など、数々のスクープや技術分析なども行った。「2007年日本GPの混乱への対応」では批判的な意見も多数採用し、話題を呼んだ。疑惑やフライングの際などにはアクセスが集中し、サーバーダウンが起るなどの事象もあった。

澤田が2008年に海外取材からリタイアした後は、他の現地取材者から送られる情報を公式サイト内の「From The PADDOCK」で公開している。また、2010年には澤田の20年間の取材活動をまとめた『けんさわ裏F1記』が出版された。

脚注編集

関連項目編集

外部リンク編集