Magic Number』(マジック・ナンバー)は、日本ロックバンドgo!go!vanillas2014年11月2日Getting Betterから発売した、メジャーでは1枚目、通算で2枚目のフルアルバムである。

Magic Number
go!go!vanillasスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル J-POP
オルタナティヴ・ロック
ギターポップ
ポップ・ロック
カントリー
ロカビリー
トラッド
スカ
時間
レーベル Getting Better
チャート最高順位
go!go!vanillas アルバム 年表
SHAKE
2013年
Magic Number
(2014年)
Kameleon Lights
2016年
『Magic Number』収録のシングル
  1. オリエント/ホラーショー
    リリース: 2014年2月19日
  2. エマ
    リリース: 2014年8月6日
ミュージックビデオ
「オリエント」 - YouTube
「エマ」 - YouTube
「マジック」 - YouTube
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概要 編集

ビクターエンターテイメント内のGetting Betterよりリリースされたgo!go!vanillasメジャーデビューアルバム[1]。2014年8月20日(=バニラの日)に新宿red clothにて行われたライブ『エマージェンシーパーティー』にて本作のリリースとメジャーデビューが発表された[2]

本作には新曲8曲とインディーズ時代のナンバー「オリエント」の新録バージョン、そして「ホラーショー」「エマ」が収録される。なおアルバムのジャケットは収録曲名から連想されるイラストとメンバーの写真を組み合わせた内容となっている[3]

本作は初回限定盤と通常盤の2形態でリリースされた。初回限定盤には前述のライブ『エマージェンシーパーティー』のライブ映像が全5曲収録された。

宮川怜也(ギター)が参加した最後のフルアルバムである。

CDには「マジックナンバー」と呼ばれる特典シリアルナンバーが付属しており、これを用いると、デモ音源「マジックトラック」(後のトロピカリア)の視聴や後述のライブツアー『Magic Number Tour 2014-2015』の先行予約等が可能だった。

今作を引っ提げたライブツアー『Magic Number Tour 2014-2015』が開催された[4]

収録内容 編集

CD 編集

全作詞・作曲: 牧達弥、全編曲: go!go!vanillas
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.「セルバ」牧達弥牧達弥
2.「エマ」牧達弥牧達弥
3.「マジック」牧達弥牧達弥
4.「トワイライト」牧達弥牧達弥
5.「オリエント」牧達弥牧達弥
6.「春眠」牧達弥牧達弥
7.「サマータイムブルー」牧達弥牧達弥
8.「ドアー」牧達弥牧達弥
9.「ホラーショー」牧達弥牧達弥
10.「ライクアマウンテン」牧達弥牧達弥
11.「ティーンネイジャーズノイズ」牧達弥牧達弥
合計時間:

初回限定盤付属DVD 編集

トラックリスト
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.「アクロス ザ ユニバーシティ」  
2.「ハイテンション」  
3.「エマ」  
4.「人間讃歌」  
5.「オリエント」  

楽曲解説 編集

  1. セルバ
    • 歌詞に出てくる1989は牧の生まれ年。
  2. エマ
  3. マジック
    • 今作のリード曲。
    • 宮川はこのアルバムでお気に入りの曲としてこの曲を挙げていて、「この曲は僕らの好きなルーツミュージックがたくさん詰まってるんです。イントロではケルト、Aメロはカントリー。で、ソロではロックンロールなフレーズを弾いたりして。」とコメントしている[5]
  4. トワイライト
    • ジェットセイヤはこのアルバムで好きな曲として、「ビートで新しい挑戦ができたのもあるし、あと歌詞が、初めて聴いた時、ぐっときました。地元では感じられない光の多さっていうか、東京の感じがして。上京したての気持ちを思い出すんです。」としてこの曲を挙げている[6]
  5. オリエント
    • 2000枚限定シングルの表題曲の再録バージョン。
    • 原曲からイントロが追加され、メロディーが一部変化している。
  6. 春眠
    • 牧はこのアルバムで好きな曲としてこの曲を挙げていて、「昔から馴染みの男女のことをずっと歌ってるんですけど、そこに対して最後は、《隣り立つ人見て》って、その人のことかわからないようにしてるんです。だから最後は、《君》とは言わず、《人》にしましたね。それを感じてゾクッとしてもらえるといいですね。」とコメントしている[7]
  7. サマータイムブルー
  8. ドアー
  9. ホラーショー
    • 2000枚限定シングルの表題曲。
  10. ライクアマウンテン
    • プリティはこのアルバムで好きな曲としてこの曲を挙げていて、「歌詞がストレートにぐっときたていうのと、1番シンプルだから印象が強い。曲が生まれる経緯にいろんな変遷があって。「ライクアマウンテン」がもともとは「マジック」の歌詞がつく予定だったんです。土壇場で牧が魔法みたいな曲を書いちゃって、それが「マジック」になった。で、「ライクアマウンテン」が、もう1回自分の生きる道を見つけるっていう曲になったのが、もう涙が出ますね。」とコメントしている[8]
  11. ティーンネイジャーズノイズ
    • ファンクラブ「go!go!CLUB」にて連載されているマネージャーブログのタイトルが「マネイジャーズノイズ」で、この曲のタイトルをもじったものになっている。

収録映像解説 編集

初回限定盤付属DVD 編集

「go!go!vanillas Tokyo Shinjuku red cloth 2014.8.20」

  1. アクロス ザ ユニバーシティ
  2. ハイテンション
  3. エマ
  4. 人間讃歌
  5. オリエント

参加ミュージシャン 編集

go!go!vanillas

タイアップ 編集

使用年 曲名 タイアップ
2014年 マジック 北海道テレビ情報マルシェ!』11月度エンディングテーマ
北海道テレビ『夢チカ18』11月度エンディングテーマ
千葉テレビシャキット!』11月度エンディングテーマ

ヘビーローテーション/パワープレイ 編集

テレビ 編集

放送年 曲名 ヘビーローテーション/パワープレイ
2014年 マジック スペースシャワーTV 2014年11月度POWER PUSH!
MTV 2014年11月度HOT SEAT
MUSIC ON! TV 2014年11月度M-ON! Reccomend
長崎国際テレビAIR』11月度Catch up!

ラジオ 編集

放送年 曲名 ヘビーローテーション/パワープレイ
2014年 エマ FMyokohamaYOKOHAMA MUSIC AWARD』8月度エンディングテーマ

ライブ映像作品 編集

シングル曲については各作品の項目を参照

セルバ
マジック
トワイライト
サマータイムブルー
ライクアマウンテン
ティーンネイジャーズノイズ

脚注 編集

外部リンク 編集