ラスコー洞窟の壁画。
ラスコー洞窟は、フランス西南部のヴェゼール渓谷に位置する洞窟である。1940年、洞窟近くの村の子供たちによって洞窟壁画が発見された。地下に長く伸びる洞窟の側面と天井面には、15,000年前の旧石器時代後期のクロマニョン人によって描かれたとみられる数百の馬・山羊・羊・野牛・鹿・かもしか・人間・幾何学模様の彩画、刻線画、人間の手形などが見つかった。現在は一般非公開。1979年に、ラスコー洞窟を含むヴェゼール渓谷の先史的景観と装飾洞窟群はユネスコの世界遺産に登録されている。
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