唐物抜荷事件は、江戸時代後期の天保6年、天保11年の二度に渡って新潟町を主な舞台として発覚した、中国製品(唐物)の抜荷事件である。事件後、新潟町が上知され、薩摩藩、琉球王国、蝦夷地、長崎で抜荷対策が強化され……