岩橋武夫(いわはし たけお、1898年明治31年〉3月16日 - 1954年昭和29年〉10月28日)は、日本の社会事業家エスペランティスト。盲人の点字習得による医学学習を提唱し、日本盲人会連合を結成、ヘレン・ケラーを日本に招聘するなど盲人環境の向上に寄与した[1]

岩橋武夫がスーツを着て微笑んでいる写真
岩橋武夫の肖像

大阪市生まれ。妻はキヲ。随筆家の寿岳しづは実妹。教え子に本間一夫がいる[2]

来歴 編集

著書 編集

単著 編集

編集 編集

翻訳 編集

共著 編集

共訳 編集

  • ネラー・ブラッディ 著、岩橋武夫・芥川潤 訳『偉大なる教師サリヴァン ヘレン・ケラーの背後に秘められし五十年の血涙記』三省堂、1937年5月。 NCID BN05813409全国書誌番号:46057307 

関連書籍 編集

脚注 編集

  1. ^ a b 『日本の障害者』花田春兆、中央法規、1997、p167
  2. ^ 金治直美『読む喜びをすべての人に 日本点字図書館を創った本間一夫』2019年、佼成出版社、49頁
  3. ^ 「岩橋武夫研究覚書-その歩みと業績を中心に」室田 保夫(関西学院大学人権研究、13号、2009)

外部リンク 編集