砂守勝巳
来歴
編集- 沖縄本島に生まれ、奄美大島で少年時代を送り、15歳で大阪へ。プロボクサー(神林拳闘会)を経て写真家となる。
- 1975年3月、大阪写真専門学院卒業。
- 1982年、大阪・釜ヶ崎を主題とした個展『露地流転』を開催(キャノンサロン:大阪・銀座・広島/大原画廊:奄美大島)。
- 1984年7月、大阪『釜ヶ崎』のドキュメント・フォト集『大阪流転』 で月刊プレイボーイ誌(集英社)のドキュメント・ファイル大賞奨励賞を受賞。
- 1989年1月、釜ヶ崎を主題とした写文集:『カマ・ティダ-大阪西成』 (IPC)を出版。
- 1992年7月、沖縄を主題とした『オキナワン・シャウト』(筑摩書房)を出版。
- 1993年、沖縄・奄美大島・マニラ(フィリピン)を主題とした写真展、『漂う島 とまる水』(銀座ニコンサロン・大阪ニコンサロン)
- 1995年、長崎・ 雲仙普賢岳噴火の被災地を撮影した写真展『黙示の町』(銀座ニコンサロン・大阪ニコンサロン)
- 1995年、写真集『漂う島 とまる水』(クレオ刊)刊行
- 1996年、写真集『漂う島 とまる水』第15回 土門拳賞・第46回日本写真協会新人賞受賞。
- 1997年6月写真は何を語れるか写真展:東京都写真美術館ギャラリー
- 1998年6月、写文集『オキナワ紀聞』(双葉社)刊行
- 1999年10月、自身の写真週刊誌時代のエピソードをちりばめた『スキャンダルはお好き?』(毎日新聞社)刊行
- 2000年2月、『沖縄シャウト(オキナワン・シャウト改題)』(講談社文庫)刊行
- 2001年、「現代写真の系譜2」展 新宿ニコンサロン/東京
- 2006年1月、「沖縄ストーリーズ(沖縄紀聞改題)」(株式会社ソニーマガジンズ)刊行
- 2009年6月23日、胃がんにより死去。57歳没。