ホークスター(Hawkster)[2]とは、アメリカ合衆国生産の競走馬種牡馬。主な勝ち鞍に1989年オークツリー招待ハンデキャップセクレタリアトステークス1988年ノーフォークステークスなど。

ホークスター
欧字表記 Hawkster[1][2]
品種 サラブレッド[1][2]
性別 [1][2]
毛色 鹿毛[1][2]
生誕 1986年2月19日[1][2]
死没 2003年
Silver Hawk[1][2]
Strait Lane[1][2]
母の父 Chieftain[1][2]
生国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国(ケンタッキー州)[1][2]
生産者 Robert C. Sims[1][2]
馬主 Meredith Mr-Mrs J S[1]
調教師 Ronald McAnally[1][2]
競走成績
生涯成績 23戦6勝[1][2]
獲得賞金 1,510,942ドル[1]
勝ち鞍
GI オークツリー招待ハンデキャップ 1989年
GI セクレタリアトステークス 1989年
GI ノーフォークステークス 1988年
GII デルマーダービー 1989年
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経歴

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1988年7月13日、ハリウッドパーク競馬場でのメイドン競走でデビューし、2着。3戦目で勝ち上がり、デルマーフューチュリティステークス4着を経て出走のノーフォークステークスで初めてG1競走を制する。その後しばらくは1着も2着もなければ6着以下もない成績が続き、その状態のままアメリカクラシック三冠路線に進んで、ケンタッキーダービープリークネスステークスは2戦ともサンデーサイレンスの5着、ベルモントステークスイージーゴアの5着に終わる。

西海岸に戻り、7月デルマー競馬場のオセアンサイドステークスを勝つと、続くG2競走デルマーダービー英語版も制し、アーリントンパーク競馬場セクレタリアトステークスで3連勝を記録[3]。10月のオークツリー招待ハンデキャップでは、当時の芝12ハロンの世界レコードとなる2分22秒8のタイムで優勝[4]、4連勝を記録した。その後、日本に遠征してジャパンカップに出走し、レースでは事前予想を覆して逃げたイブンベイの2番手を追走、直線を向いてホーリックスらに交わされるも、2分22秒2のレコードタイムで駆けたホーリックスの5着に踏みとどまった[5][6]

4歳時は5戦して未勝利に終わり、1990年5月28日のハリウッドターフハンデキャップ2着が最後の競馬となった。

引退後

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引退後、アメリカで7年間種牡馬生活を送った後、日本へと輸出。日本では1998年からの5シーズンの供用と、それまでに輸入された産駒と合わせて血統登録頭数83頭、出走頭数はそのうちの77頭を記録した[7]ブルードメアサイアーとしてはアフリートアレックス、アピーリングゾフィーの2頭のG1競走を送り出し、アフリートアレックスはクラシック二冠馬となり、アピーリングゾフィーはスピナウェイステークスを勝って[8]繁殖牝馬としてもベルモントステークス優勝馬タップリットを送り出した[9]。直仔からは見るべき産駒は出なかったが、変わり種の産駒としては、ハルウララの半弟でハルウララやミツイシフラワーとの兄弟対決などが報じられたオノゾミドオリがいた[10][11]。2003年死亡。

ブルードメアサイアーとしての産駒

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血統表

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ホークスター血統 (血統表の出典)[§ 1]
父系 ロベルト系
[§ 2]

Silver Hawk
1979 鹿毛 アメリカ
父の父
Roberto
1969 鹿毛 アメリカ
Hail to Reason Turn-to
Nothirdchance
Bramalea Nashua
Rarelea
父の母
Gris Vitesse
1966 芦毛 アメリカ
Amerigo Nearco
Sanlinea
Matchiche Mat de Cocagne
Chimere Fabuleuse

Strait Lane
1974 青鹿毛 アメリカ
Chieftain
1961 青鹿毛 アメリカ
Bold Ruler Nasrullah
Miss Disco
Pocahontas II Roman
How
母の母
Level Sands
1949 黒毛 アメリカ
Mahmoud Blenheim
Mah Mahal
Crawfish Halcyon
Crauneen
母系(F-No.) (FN:5-g) [§ 3]
5代内の近親交配 Nearco 4 × 5 = 9.38%、 Nasrullah 4 × 5 = 9.38% [§ 4]
出典
  1. ^ [14]
  2. ^ [15]
  3. ^ [14]
  4. ^ [14][15]

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o Hawkster (KY)”. EQUIBASE Horse Profile. Equibase Company LLC.. 2020年6月15日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m ホークスター(USA)”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2020年6月15日閲覧。
  3. ^ HAWKSTER HANGS ON IN SECRETARIAT”. Chicago Tribune. Chicago Tribune (1989年9月5日). 2020年6月15日閲覧。
  4. ^ 島田明宏の熱視点 JCのラップで再認識できるアーモンドアイの特別な強さ”. netkeiba. Net Dreamers Co., Ltd. (2018年11月29日). 2020年6月15日閲覧。
  5. ^ 【ジャパンC】2:22.2の衝撃 ホーリックスがオグリキャップを抑え勝利した1989年/JC名牝列伝”. netkeiba. Net Dreamers Co., Ltd. (2018年11月19日). 2020年6月15日閲覧。
  6. ^ 10R ジャパンC 1989年11月26日(日)5回東京8日”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2020年6月15日閲覧。
  7. ^ ホークスター(USA) 種牡馬情報:世代・年次別(サラ系総合)”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2020年6月15日閲覧。
  8. ^ スピナウェイS、アピーリングゾフィーがG1初制覇”. netkeiba. Net Dreamers Co., Ltd. (2006年9月4日). 2020年6月15日閲覧。
  9. ^ Tapwrit(USA) 血統情報:5代血統表”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2020年6月13日閲覧。
  10. ^ ハルウララの妹ミツイシフラワーが引退”. netkeiba. Net Dreamers Co., Ltd. (2005年11月4日). 2020年6月15日閲覧。
  11. ^ オノゾミドオリ”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2020年6月15日閲覧。
  12. ^ Afleet Alex(USA)”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2020年6月15日閲覧。
  13. ^ Appealing Zophie(USA)”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2020年6月15日閲覧。
  14. ^ a b c ホークスター(USA) 血統情報:5代血統表”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2020年6月13日閲覧。
  15. ^ a b c ホークスター Hawksterの5代血統表”. netkeiba. Net Dreamers Co., Ltd.. 2020年6月13日閲覧。

外部リンク

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