森脇 尚護(もりわき しょうご、1983年1月3日 - )は、三重県鈴鹿市出身[1]オートバイレーサー。父はモリワキエンジニアリングの創業者である森脇護。母はヨシムラ創業者の吉村秀雄の長女である森脇南海子。

経歴

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2002年、モリワキクラブから全日本ロードレース選手権ST600クラスにデビュー、シリーズランキング8位を記録した。2004年には熊本のチーム高武に移籍し最高峰JSB1000クラスにステップアップ、シリーズ8位を記録した。またこの年は鈴鹿8時間耐久ロードレース浜口俊之をペアライダーに出場、見事3位表彰台を獲得した。

2006年にはモリワキに戻りテストライダーを務めた。2007年はJSB1000にレギュラー参戦復帰しシリーズ15位、2008年はモリワキのテストライダーを務める傍ら、浜口俊之の負傷代役としてバビーズレーシング&ディライトからドゥカティ・1098Rを駆りスポット参戦した[2]

2009年は翌2010年より新たに始まるロードレース世界選手権Moto2クラス用マシン、モリワキ・MD600の開発ライダーを務めた。9月には全日本第5戦岡山のGP250クラスにプロトタイプのMD600を駆ってテスト参戦、賞典外ながら250ccマシン勢に大差を付けてトップでチェッカーを受けた[3]

2010年も引き続きMD600の開発ライダーを務め、世界各地のサーキットでのテストに参加している。この年の第14戦日本GPにはワイルドカード枠でエントリー。しかしランニング中に芝刈り機が跳ねた小石が左目にぶつかるアクシデントに遭い、決勝を走ることは叶わなかった。続く第15戦マレーシアGPへの出場を予定していたが、それもキャンセルとなった[4]

主なレース戦績

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全日本ロードレース選手権[5]

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シーズン クラス チーム バイク ポイント シリーズ順位
2002年 ST600 モリワキクラブ ホンダ・CBR600F4i 52 8位
2003年 ST600 モリワキクラブ ホンダ・CBR600RR 28 10位
2004年 JSB1000 チーム高武RSC ホンダ・CBR1000RR 51 8位
2005年 JSB1000 チーム高武RSC ホンダ・CBR1000RR 10 16位
2006年 JSB1000 モリワキ・モチュール・レーシング ホンダ・CBR1000RR 23 15位
2007年 JSB1000 モリワキ・モチュール・レーシング ホンダ・CBR1000RR 64 13位
2008年 JSB1000 バビーズレーシング&ディライト ドゥカティ・1098R 32 18位

鈴鹿8時間耐久ロードレース[6]

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開催年 チーム バイク パートナー 総合順位
2002年 MORIWAKI MOTUL RACING ホンダ・CBR954RR 奥野正雄 Not Classified
2004年 ウイダーホンダ学園DDBOYS ホンダ・CBR1000RR 浜口俊之 3位
2005年 ウイダーホンダ学園DDBOYS ホンダ・CBR1000RR 浜口俊之 46位
2006年 モリワキ・モチュール・レーシング ホンダ・CBR1000RR レオン・キャミア Not Classified

脚注

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外部リンク

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