飯城勇三
飯城 勇三(いいき ゆうさん、1959年9月18日[1] - )は、日本の翻訳者、評論家、エラリー・クイーン研究家。宮城県石巻市出身[1]。東京理科大学理工学部卒業[1]。エラリー・クイーン・ファンクラブ会長。
受賞・候補歴
編集- 2011年 - 『エラリー・クイーン論』で第64回日本推理作家協会賞(評論その他の部門)候補、第11回本格ミステリ大賞(評論・研究部門)受賞
- 2014年 - 『エラリー・クイーンの騎士たち 横溝正史から新本格作家まで』で第14回本格ミステリ大賞(評論・研究部門)候補
- 2018年 - 『本格ミステリ戯作三昧 贋作と評論で描く本格ミステリ十五の魅力』で第71回日本推理作家協会賞(評論・研究部門)候補、第18回本格ミステリ大賞(評論・研究部門)受賞
- 2021年 - 『数学者と哲学者の密室 天城一と笠井潔、そして探偵と密室と社会』で第74回日本推理作家協会賞(評論・研究部門)候補、第21回本格ミステリ大賞(評論・研究部門)受賞
- 2024年 - 『密室ミステリガイド』で第24回本格ミステリ大賞(評論・研究部門)候補[2]
著書一覧
編集- 『『鉄人28号』大研究 操縦器の夢』(2002年 講談社)
- 『エラリー・クイーン Perfect Guide』(2004年 ぶんか社)
- 『エラリー・クイーン パーフェクトガイド』(2005年 ぶんか社文庫)
- 『エラリー・クイーン論』(2010年9月 論創社)
- 『エラリー・クイーンの騎士たち 横溝正史から新本格作家まで』(2013年9月 論創社)
- 『本格ミステリ戯作三昧 贋作と評論で描く本格ミステリ十五の魅力』(2017年12月 南雲堂)
- 『数学者と哲学者の密室 天城一と笠井潔、そして探偵と密室と社会』(2020年9月 南雲堂)
- 『本格ミステリの本流 本格ミステリ大賞20年を読み解く』(共著、2020年12月 南雲堂)
- 『エラリー・クイーン完全ガイド』(2021年11月 星海社新書)
- 『密室ミステリガイド』(2023年6月 星海社新書)
翻訳
編集- 『エラリー・クイーンの国際事件簿』(エラリー・クイーン著、2005年7月 創元推理文庫) - Ellery Queen's International Case Book
- 『間違いの悲劇』(エラリー・クイーン著、2006年1月 創元推理文庫)
- 『ミステリ・リーグ傑作選 上』(飯城勇三編、2007年5月 論創海外ミステリ)
- 『ミステリ・リーグ傑作選 下』(飯城勇三編、2007年6月 論創海外ミステリ)
- 『ナポレオンの剃刀の冒険 聴取者への挑戦 I』(エラリー・クイーン著、2008年3月 論創海外ミステリ) - The Adventure of the Murdered Moths and Other Radio Mysteries Vol.1
- 『死せる案山子の冒険 聴取者への挑戦 II』(エラリー・クイーン著、2009年3月 論創海外ミステリ) - The Adventure of the Murdered Moths and Other Radio Mysteries Vol.2
- 『ミステリの女王の冒険 視聴者への挑戦』(エラリー・クイーン著、2010年2月 論創海外ミステリ) - The Adventure of the Grand Old Lady and Other Television Adventures of Ellery Queen
- 『エラリー・クイーンの災難』(エドワード・D・ホック他著、飯城勇三編、2012年5月 論創海外ミステリ) - The Misadventures of Ellery Queen
- 『チェスプレイヤーの密室 エラリー・クイーン外典コレクション1』(エラリー・クイーン著、2015年9月 原書房)
- 『エラリー・クイーン 推理の芸術』(フランシス・M・ネヴィンズ著、2016年11月 国書刊行会) - Ellery Queen: The Art of Detection
- 『犯罪コーポレーションの冒険 聴取者への挑戦 III』(エラリー・クイーン著、飯城勇三編、2018年7月 論創海外ミステリ) - The Adventure of the Murdered Moths and Other Radio Mysteries Vol.3
- 『エラリー・クイーン 創作の秘密 往復書簡1947 - 1950年』(ジョゼフ・グッドリッチ編、2021年6月 国書刊行会)
- 『消える魔術師の冒険 聴取者への挑戦IV』(エラリー・クイーン著、飯城勇三編、2021年5月 論創海外ミステリ)