友井羊
1981年3月4日 -)は、日本の小説家・推理作家。群馬県高崎市出身、在住。國學院大學文学部哲学科卒業[1]。
(ともい ひつじ、誕生 |
1981年3月4日(43歳) 日本・群馬県高崎市 |
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職業 | 小説家、推理作家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
教育 | 学士(文学) |
最終学歴 | 國學院大學文学部哲学科卒業 |
活動期間 | 2012年 - |
ジャンル | 推理小説 |
主な受賞歴 | 『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞 |
デビュー作 | 『僕はお父さんを訴えます』 |
ウィキポータル 文学 |
2011年、『僕はお父さんを訴えます』で第10回『このミステリーがすごい!』大賞の優秀賞を受賞してデビュー。2014年、『ボランティアバスで行こう』が「SRの会」が選ぶ2013年ベストミステリーの国内第1位に選ばれる[2][3]。
作品リスト
編集単著
編集スープ屋しずくの謎解き朝ごはんシリーズ
編集→詳細は「スープ屋しずくの謎解き朝ごはんシリーズ」を参照
- スープ屋しずくの謎解き朝ごはん(2014年11月 宝島社文庫)
- 収録作品:噓つきなボン・ファム / ヴィーナスは知っている / ふくちゃんのダイエット奮闘記 / 日が暮れるまで待って / わたしを見過ごさないで
- スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 今日を迎えるためのポタージュ(2016年2月 宝島社文庫)
- 収録作品:モーニングタイム / シチューのひと / 山奥ガール / レンチェの秘密
- スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 想いを伝えるシチュー(2017年11月 宝島社文庫)
- 収録作品:似ているシチュー / ホームパーティーの落とし穴 / ゆっくり、育てる / 窓から見えない庭 / やわらかな朝に
- スープ屋しずくの謎解き朝ごはん まだ見ぬ場所のブイヤベース(2018年12月 宝島社文庫)
- 収録作品:おばけが消えたあとにおやすみ / 野鳥の記憶は水の底に / まじわれば赤くなる / 大叔父の宝探し / 私の選ぶ白い道
- スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 子ども食堂と家族のおみそ汁(2019年12月 宝島社文庫)
- 収録作品:子ども食堂とふさぎこむ少女の秘密 / 揺れる香りは噓をつかない / 夕焼けに消えた泥棒の謎 / 非行少年の目的地
- スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 心をつなぐスープカレー(2021年1月 宝島社文庫)
- 収録作品:人参リモートワープ / 奏子ちゃんは学校に行かない / ひったくりとデリバリー / 在宅勤務の苦い朝 / ビーフカレーは巡る
- スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 朝食フェスと決意のグヤーシュ(2021年11月 宝島社文庫)
- 収録作品:優柔不断なブーランジェリー / 鶏の鳴き声が消えた朝 / 骨董市のひとめぼれ / 壊れたオブジェ / 朝活フェス当日 / 麻野と理恵の謎解きカフェごはん
- スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 巡る季節のミネストローネ(2023年11月 宝島社文庫)
- 収録作品:春待つ芽吹き / 真夏の島の星空の下 / 秋に君の言葉を聞きたい / 答えは冬に語られる
- スープ屋しずくの謎解き朝ごはん お茶会の秘密と二人だけのクラムチャウダー(2024年12月 宝島社文庫)
さえこ照ラスシリーズ
編集- さえこ照ラス(2015年5月 光文社 / 2018年5月 光文社文庫)
- 収録作品:オバァの後遺障害認定事案 / 軍用地相続の調停事案 / モアイの相談 / 誘拐事件の国選弁護 / ユタの証明 / 親権問題の調停事案 / オジィとオバァの窃盗事件
- 沖縄オバァの小さな偽証 さえこ照ラス(2018年7月 光文社)
- 収録作品:チャクシとユミの離婚相談 / 飲酒運転の刑事弁護 / 沙英子の長期休暇 / トートーメーの継承問題 / 生活保護受給者の借金問題 / 離島の刑事弁護事案 / 沖縄すば屋の相続問題
その他の作品
編集- 僕はお父さんを訴えます(2012年3月 宝島社 / 2013年3月 宝島社文庫)
- ボランティアバスで行こう!(2013年4月 宝島社 / 2014年2月 宝島社文庫)
- 向日葵ちゃん追跡する(2016年9月 新潮文庫nex)
- スイーツレシピで謎解きを 推理が言えない少女と保健室の眠り姫(2016年10月 集英社文庫)
- 収録作品:チョコレートが出てこない / カトルカールが見つからない / シュークリームが膨らまない / フルーツゼリーが冷たくない / バースデイケーキが思い出せない / クッキーが開けられない / コンヴェルサシオンはなくならない / マカロンが待ちきれない
- 魔法使いの願いごと(2017年8月 講談社タイガ)
- 映画化決定(2018年1月 朝日新聞出版 / 2023年7月 集英社文庫)
- 無実の君が裁かれる理由(2019年8月 祥伝社 / 2023年2月 祥伝社文庫)
- 収録作品:無意識は別の顔 / 正しきものは自白する / 痴漢事件とヒラメ裁判官 / 罪に降る雪
- 放課後レシピで謎解きを うつむきがちな探偵と駆け抜ける少女の秘密(2022年2月 集英社文庫)
- 収録作品:膨らまないパンを焼く / 足りないさくらんぼを数える / 慣れないお茶会で語らう / 固まらない寒天を見逃す / 落ちない炭酸飲料を照らす / 食べられないアップルパイを訪ねる / 熟していないジャムを煮る/ かけがえのない誕生日ケーキを分け合う
- 100年のレシピ(2023年10月 双葉社)
- 収録作品:2020年のポテトサラダ / 2004年の料理教室 / 1985年のフランス家庭料理 / 1965年の朝の食卓 / 1947年のじゃがいもサラダ
アンソロジー
編集「」内が友井羊の作品
- 『このミステリーがすごい!』大賞10周年記念 10分間ミステリー(2012年2月 宝島社文庫)「柿」
- 5分で読める! ひと駅ストーリー 乗車編(2012年12月 宝島社文庫)「忍者☆車窓ラン!」
- もっとすごい! 10分間ミステリー(2013年5月 宝島社文庫)「マカロンと女子会」
- 5分で読める! ひと駅ストーリー 夏の記憶 西口編(2013年7月 宝島社文庫)「憧れの白い砂浜」
- 5分で読める! ひと駅ストーリー 冬の記憶 西口編(2013年12月 宝島社文庫)「『女の人』のいないバレンタイン」
- 5分で読める! ひと駅ストーリー 本の物語(2014年12月 宝島社文庫)「この本は、あなただけのために」
- 5分で泣ける! 胸がいっぱいになる物語(2015年3月 宝島社文庫)「柿」
- 5分で読める! ひと駅ストーリー 食の話(2015年10月 宝島社文庫)「朝のミネストローネ」
- 5分で驚く! どんでん返しの物語(2016年6月 宝島社文庫)「マカロンと女子会」「柿」
- 10分間ミステリー THE BEST(2016年9月 宝島社文庫)「柿」
- 5分でほろり! 心にしみる不思議な物語(2017年3月 宝島社文庫)「忍者☆車窓ラン!」
- 推理作家謎友録 日本推理作家協会70周年記念エッセイ(2017年8月 角川文庫)※エッセイアンソロジー「Kについて」
- 共犯関係(2017年10月 ハルキ文庫)「Forever Friends」
- 怪を編む ショートショート・アンソロジー(2018年4月 光文社文庫)「血液型別あなたの今日の運命」
- 鍵のかかった部屋 5つの密室(2018年8月 新潮文庫nex)「大叔母のこと」
- 特選 THE どんでん返し(2019年4月 双葉文庫)「枇杷の種」
- 本格王2019(2019年7月 講談社文庫)「枇杷の種」
- 3分で読める! コーヒーブレイクに読む喫茶店の物語(2020年6月 宝島社文庫)「麻野と理恵の謎解きカフェごはん」
- 5分でドキッとする! 意外な恋の物語(2020年8月 宝島社文庫)「この本は、あなただけのために」
- 1話3分で驚きの結末! 大どんでん返しの物語(2021年3月 宝島社)「柿」
- 3分で読める! 眠れない夜に読む心ほぐれる物語(2021年7月 宝島社文庫)「探偵羊ケ丘氏の目覚め」
- 3分で仰天! 大どんでん返しの物語(2023年1月 宝島社文庫)「探偵羊ケ丘氏の目覚め」
- 思い出ごはん(2023年3月 PHP文芸文庫)※エッセイアンソロジー「新しい味」
- 3分で読める! ティータイムに読むおやつの物語(2023年4月 宝島社文庫)「祝福」
- 3分で殺す! 不連続な25の殺人(2023年9月 宝島社文庫)「憧れの白い砂浜」
- #殺人事件の起きないミステリー 自薦『このミステリーがすごい!』大賞シリーズ傑作選(2023年9月 宝島社文庫)「ふくちゃんのダイエット奮闘記」
- 今夜は、鍋。―温かな食卓を囲む7つの物語―(2024年1月 新潮文庫nex)「両想い鍋パーティー事件」
単著未収録作品
編集メディア・ミックス
編集ラジオドラマ
編集- ボランティアバスで行こう!(2014年3月10日 - 3月15日、全5回、MBSラジオ『ありがとう浜村淳です』内で放送)[4]
脚注
編集関連項目
編集外部リンク
編集- 友井羊 (@tomoihitsuji) - X(旧Twitter)