別府昭郎
別府 昭郎(べっぷ あきろう、1945年6月30日[1] - )は、日本の教育学者、明治大学元教授。ドイツの大学史が専門。
来歴
編集宮崎県・小林市生まれ。1968年広島大学教育学部教育学科卒業の後、1973年3月広島大学大学院教育学研究科博士課程(西洋教育史)で単位修得退学。1973年4月明治大学文学部助手。1975年専任講師、助教授を経て、1989年4月に文学部(教職課程)教授。1982-1983年ミュンヘン大学留学。学外においては、広島大学大学教育研究センター客員研究員、日本女子大学人間社会学部非常勤講師、名古屋大学大学院教育学研究科非常勤講師、上智大学文学部非常勤講師を歴任、学内においては、明治大学二部教務部長(現・副学長)、教職課程主任、明治大学大学史資料センター所長、明治大学体育会サッカー部部長(2002年〜2016年)を歴任。1999年「ドイツにおける大学教師の職階制成立史研究」で広島大より博士(教育学)[2]。2016年退職。
サッカー日本代表の長友佑都の指導も行った(正確にはサッカー部部長時代に同部に在籍していた)。
著書
編集- 『ドイツにおける大学教授の誕生 職階制の成立を中心に』創文社 明治大学人文科学研究所叢書 1998
- 『明治大学の誕生 創設の志と岸本辰雄』学文社 1999
- 『学校教師になる』学文社 2005
- 『大学教授の職業倫理』東信堂 2005
- 『近代大学の揺籃 一八世紀ドイツ大学史研究』知泉書館 明治大学人文科学研究所叢書 2014
- 『もうそうろく』私家版 2016
共編著
編集注
編集- ^ 『現代日本人名録』2002年
- ^ 国立国会図書館. “博士論文『ドイツにおける大学教師の職階制成立史研究』”. 2023年4月7日閲覧。
参考
編集- 大学教授の職業倫理 - 紀伊國屋書店BookWeb