ラルフ・E・ウィンタース
カナダ出身のアメリカ合衆国の編集技師
ラルフ・E・ウィンタース(Ralph E. Winters, 1909年6月17日 - 2004年2月26日)は、カナダ出身でアメリカ合衆国の映画業界で活動した編集技師である[1]。
ラルフ・E・ウィンタース Ralph E. Winters | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
生年月日 | 1909年6月17日 | ||||||||
没年月日 | 2004年2月26日(94歳没) | ||||||||
出生地 | カナダ オンタリオ州トロント | ||||||||
死没地 | アメリカ合衆国 カリフォルニア州ロサンゼルス | ||||||||
職業 | 編集技師 | ||||||||
活動期間 | 1941年 - 1995年 | ||||||||
|
人物
編集1940年代よりキャリアが始まる。初めて手がけたメジャースタジオ作品はジョージ・キューカー監督の『ガス燈』(1944年)であった[2]。
『キング・ソロモン』(1950年)と『ベン・ハー』(1959年)でアカデミー編集賞を2度受賞した。他に『クォ・ヴァディス』(1951年)、『掠奪された七人の花嫁』(1954年)、『グレートレース』(1965年)、『コッチおじさん』(1971年)でもノミネートされた[3]。
ブレイク・エドワーズとのコラボレーションで知られ、『ピンクの豹』(1963年)、『テン』(1979年)、『ビクター/ビクトリア』(1982年)など12作品に参加している。最後に編集した映画は『カットスロート・アイランド』(1995年)であった[2]。
アメリカ映画編集者協会の会員であり[4]、1991年に生涯功労賞を受賞した。
2001年に回想録『Some Cutting Remarks: Seventy Years a Film Editor』が出版された[5]。
脚注
編集- ^ “Ralph Winters, Film Editor, 94; Did Ben Hur”. The New York Times. (March 12, 2004) 2008年3月9日閲覧。
- ^ a b “Ralph E. Winters - Filmography by year”. インターネット・ムービー・データベース. 2013年3月19日閲覧。
- ^ “Ralph E. Winters - Awards”. インターネット・ムービー・データベース. 2013年3月19日閲覧。
- ^ “"American Cinema Editors Members"”. American Cinema Editors. 2008年3月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年9月28日閲覧。
- ^ Winters, Ralph E. (2001). Some Cutting Remarks: Seventy Years a Film Editor (Scarecrow Press) ISBN 978-0-8108-4024-9.