松田詩野
松田 詩野(まつだ しの、2002年8月13日 - )は、日本のプロフェッショナル・サーファー。血液型はA型[1]。
個人情報 | |
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フルネーム | まつだ しの |
国籍 | 日本 |
生誕 | 2002年8月13日(22歳) 神奈川県茅ヶ崎市 |
身長 | 158 cm (5 ft 2 in) |
体重 | 48 kg (106 lb) |
スポーツ | |
競技 | サーフィン |
経歴
編集神奈川県茅ヶ崎市出身。実家が海岸に近いところにあり、両親がロングボード・ボディボードをやっていたこともあり、その影響で詩野も自然とサーフィンをやるようになったという[2][3]。6歳の時に地元茅ヶ崎のサーフィンスクールに入門、その初日にすぐに波乗りをマスターして周囲を驚かせた逸話を持つ[4]。
2014年度、小学校6年生の時に日本サーフィン連盟公式検定にて、ショートボード1級・2級を取得[5]。
2015年に茅ヶ崎市立第一中学校に進学[4]。2016年7月の夢屋サーフィンゲームス田原オープン大会(愛知県・田原市赤羽海岸)にて日本プロサーフィン連盟(JPSA)公認プロ資格を取得[6]。同大会では3位に入賞した[7]。同じ2016年には第51回全日本サーフィン選手権大会(田原市赤羽海岸)のガールズ部門で優勝を飾る[8][4]。この後、世界プロサーフィン連盟公式ツアーであるワールドサーフリーグ(WSL)ジャパンツアーに参戦を始め、WSL JAPAN第7戦のTRUMP Hyuga Pro(宮崎県日向市小倉ヶ浜海岸)にてシニアウィメンズ部門でプロ初優勝を果たした[9]。
サーフィン日本代表(波乗りジャパン)には、2016年世界ジュニアサーフィン選手権大会(ポルトガル・アゾレス諸島)のU-18ガールズ代表メンバーに召集されたのが初であった[10]。この2016年世界ジュニアでは3回戦で敗退している[11]。
2017年はWSL JAPAN ウイメンズジュニア年間チャンピオンに輝く。2017年、2018年共にワールドサーフリーグランキングアジア女子部門で2年連続1位となった[12][13]。
2018年にプロサーファーとして世界を転戦することを考え、通信制高等学校に進学[14]。高校進学直後のWSL Q1000の一宮千葉オープン(千葉県一宮町・釣ヶ崎海岸)女子シニアで優勝[15]。2018年世界ジュニアサーフィン選手権大会(アメリカ合衆国・カリフォルニア州ハンティントンビーチ)では女子U-16で銀メダルを獲得し、団体金メダルを獲得した[16]。
2019年になると、5月に釣ヶ崎海岸で開催された第1回ジャパンオープンオブサーフィンに出場。日本のトップクラスサーファー16名によるこの大会では決勝戦で中塩佳那を下して初代ジャパンオープン女王となった[17]。9月には2020年東京オリンピックの出場枠が賭けられた『2019 ISA World Surfing Games』(宮崎県宮崎市・木崎浜海岸)に出場し、アジア選手最高の15位となって東京オリンピック出場権をほぼ手中とした[4]。
2020年3月に、バービー人形のモデルに選ばれた。黒柳徹子、大坂なおみに続いて日本人として3人目[18]。
2024年パリ五輪予選を兼ねた今年のワールドゲームズ(WG=世界選手権に相当、5~6月、エルサルバドル)でアジア最上位の13位となり、全競技を通じて日本勢第1号のパリ五輪代表に内定した。来年2月開幕のWG(プエルトリコ)に出場する条件を満たし代表権が確定した[20][21]。パリオリンピックでは 風が入りコンディションが悪く、バレル(ホレた波)も少ない中でプレーとしベストを尽くせず、準々決勝敗退となった
人物
編集脚注
編集- ^ 所属先:株式会社ケイズプロジェクト
- ^ スペシャルインタビュー 松田詩野さん フィジーウォーター【インターバイロン】
- ^ “松田詩野 東京落選で大きく強く パリ五輪最速内定 メダルへ「どれだけ限界を超えられるか」”. デイリースポーツ online (株式会社デイリースポーツ). (2023年7月4日) 2023年7月6日閲覧。
- ^ a b c d 17歳美女サーファー松田詩野、東京五輪切符ほぼ手中 日刊スポーツ 2019年9月10日
- ^ 2014年度サーフィン検定1,2級合格者 日本サーフィン連盟
- ^ 中学2年生の松田詩野がパーフェクト10。夢屋サーフィンゲームス田原オープン大会2日目 SURF MEDIA 2016年7月22日
- ^ 18歳のジャクソン・ベイカーがQS初優勝。夢屋サーフィンゲームス田原オープン大会最終日 SURF MEDIA 2016年7月25日
- ^ 第51回全日本サーフィン選手権大会総合リザルト 日本サーフィン連盟
- ^ WSLジャパンツアー第7戦「TRUMP Hyuga Pro」のファイナルデーは、予想どおりのスーパーステージとなった。 WORLD SURF LEAGUE JAPAN 2016年10月10日
- ^ 【選手変更】2016 VISSLA ISA World Junior Surfing Championship 派遣選手変更のお知らせ 日本サーフィン連盟 2016年9月12日
- ^ VISSLA ISA WJSC 2016 - PORTUGAL - GIRLS UNDER 18 (PDF) International Surfing Association.
- ^ 2017 Women's Junior Tour Rankings ASIA World Surf League
- ^ 2018 Women's Junior Tour Rankings ASIA World Surf League
- ^ 松田詩野さんに市特別表彰 タウンニュース茅ヶ崎版 2018年7月13日
- ^ Shino Matsuda Wins Gotcha Ichinomiya Chiba Open QS 1,000 World Surf League
- ^ 速報 NAMINORI JAPAN 団体優勝 2018 VISSLA ISA World Junior Surfing Championship 日本サーフィン連盟 2018年11月5日
- ^ 第1回 ジャパンオープンオブサーフィンリザルト (PDF) ジャパンオープンオブサーフィン実行委員会
- ^ “徹子、なおみに続く日本3人目、17歳がバービー人形に - 一般スポーツ,テニス,バスケット,ラグビー,アメフット,格闘技,陸上:朝日新聞デジタル”. (2021年3月11日)
- ^ “(ハーフタイム)サーフィン松田詩野が卒業式:朝日新聞デジタル”. (2021年3月11日)
- ^ “松田詩野 東京落選で大きく強く パリ五輪最速内定 メダルへ「どれだけ限界を超えられるか」(デイリースポーツ)”. Yahoo!ニュース. 2023年8月20日閲覧。
- ^ “五十嵐カノア・松田詩野、パリ五輪代表決定…サーフィン・ワールドゲームズ出場で要件満たす”. 読売新聞オンライン (2024年2月24日). 2024年7月30日閲覧。
- ^ 西野カナ「Girls」×サーファー松田詩野の映像公開。スペシャルプロジェクト『女の子は、強い。』 SURFMEDIA 2017年7月19日
- ^ プロサーファー・松田詩野さん リラックスタイムはスマホよりマンガがいい(前編) 好書好日 朝日新聞社 2019年8月2日付
外部リンク
編集- 松田詩野オフィシャルサイト
- Shino Matsuda - World Surf League
- 松田詩野マネジメント(株式会社ケイズプロジェクト)- 所属先
- 松田詩野 (@shinomatsuda) - Instagram
- 松田詩野(@shinomatsuda__)- Twitter