沖野眞已
日本の法学者
来歴
編集奈良県生まれ。高校時代には憧れと好きな英語を学ぶために1年間のアメリカ留学を体験した[2]。東京大学文科一類(教養学部)に入学。文科一類を選んだのは「なんとなく、つぶしが効きそう」という動機で、女性が長く働ける仕事は少なかったので、法学部に行って司法試験に受かれば、食べていくのには困らないだろうとの考えだと述べている[2]。入学当初は外交官試験を受けようかと考えていた。星野英一のゼミで民法の深さに触れて研究の面白さに惹きつけられた[2]。卒業後は司法修習に行くつもりであったが、研究をしたい気持ちを断ち切れず、星野に相談したところ、「あなたは研究者に向いていると思っていました」の言葉を貰い、研究者となった。
略歴
編集著作
編集共編
編集- (窪田充見、佐久間毅)『民法演習サブノート210問』(弘文堂、2018年7月)
- (中田裕康、大村敦志、道垣内弘人)『講義 債権法改正』(商事法務、2017年12月)
- (道垣内弘人(編著)、大村敦志、角紀代恵、加毛明、佐伯仁志、佐久間毅、菱田雄郷、弥生真生、山下純司)『条解信託法』(弘文堂、2017年12月)
論文
編集- 『信託財産破産をめぐる諸問題』(ジュリスト1450号、2013年2月)
- 『契約の解釈に関する一考察 ーフランス法を手がかりにしてー』(法学協会雑誌 = Journal of the Jurisprudence Association、1992年8月)