ジョセフィン・オルマン
ジョセフィン・オルマン(Josefine Ollmann、1908年11月11日 - 2022年7月16日[1])は、ドイツのスーパーセンテナリアン。ドイツ・イツェホー在住だった長寿の女性。存命中はドイツ国内の最高齢者で、歴代ではグスタフ・ゲルネートに次ぐ歴代2位の高齢者だった。
略歴
編集1908年、ドイツ帝国のミュンヘンに生まれる。父親がエンジニアであったこともあり、幼少期は各地を転々としていた。そのため、上シレジアやオランダにいたこともあったという。ヴィッテンベルクのライシーアムを首席で卒業し、看護婦の課程を経て、ベルリンのカイザー・ヴィルヘルム化学研究所(現在のマックス・プランク化学研究所で働いた[2]。
1939年に弁護士と結婚し、1940年と1944年に出産。その後まもなくグライフスヴァルトに引っ越し、1949年にソ連占領地域からシュレースヴィヒ=ホルシュタイン州に引っ越す。3年後に夫が死去。そのころには、作家のヴァルター・ケンポフスキーが自身の子供たちにロシア語の物語を聞かせていたという[2]。107歳まで同地のアパートに住んでいたが、その後にイツェホーに引っ越した[3]。110歳の誕生日の際にはフランク=ヴァルター連邦大統領の写真を受け取ったという。市長なども同じ方法でオルマンを祝福した[2]。
自身によると、高麗人参と石粉を中心に食べ、特に70代の前半ごろは石粉を2匙ほど掬うこともあったという[2][3][4][5]。禁煙も行い、100歳ごろまでは日記も書いていたという[6]。
2022年7月16日に死去[1]。113歳247日没。
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b “Älteste Frau Deutschlands gestorben: Geheimnis von 113 Jahren” (ドイツ語). Bild (2022年7月25日). 2022年7月25日閲覧。
- ^ a b c d Krohn, Anna (2022年5月13日). “Josefine Ollmann aus Itzehoe wird 111 Jahre alt – am 11.11.” (ドイツ語). SHZ. 2022年7月17日閲覧。
- ^ a b Krohn, Anna (2021年11月12日). “113 Jahre: Josefine Ollmann aus Itzehoe älteste Frau Deutschlands” (ドイツ語). SHZ. 2022年7月17日閲覧。
- ^ “Jubiläum: Heute feiert Uroma Josefine Ollmann ihren 111. Geburtstag - Hamburg nachrichten” (ドイツ語). Newslocker. 2022年7月17日閲覧。
- ^ “Das sind Deutschlands „Älteste“” (ドイツ語). 7jahrelaenger (2022年1月1日). 2022年7月17日閲覧。
- ^ “Josefine Ollmann” (英語). Gerontology Wiki. 2022年7月17日閲覧。
記録 | ||
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先代 氏名非公表 |
- 存命人物のうちドイツ最高齢 2019年11月30日以降 - |
次代 (記録保持者) |