ぎんさんは、2013年平成25年)に秋田県で育成されたイネ(稲)の品種[1]酒米の一つである[1]。安定した品質の多収品種を目的に、「秋田63号」を花粉親[1]、「岩手75号」を種子親とする交配によって育成された[1]

ぎんさん
イネ属 Oryza
イネ O. sativa
交配 岩手75号×秋田63号
亜種 ジャポニカ O. s. subsp. japonica
品種 ぎんさん
開発 秋田県
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品種特性

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熟期は中生の晩で、多収[1]。短稈で穂数が多い[1]千粒重は24.4gである[1]

「ぎんさん」で醸造した日本酒は、味が良く後味もきれいと評価されている[1]アミノ酸度が低いため、純米酒に向く[1]

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i 副島 2017, p. 27.

参考文献

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  • 副島, 顕子『酒米ハンドブック』(改訂版)文一総合出版、2017年7月31日。ISBN 9784829981535