さだまさし白書〜リサイタル'92〜

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さだまさし白書〜リサイタル'92〜』(さだまさしはくしょ)は、1992年4月25日に発売されたさだまさしライブ・アルバムである。

さだまさし白書
〜リサイタル'92〜
さだまさしライブ・アルバム
リリース
録音 1992年2月25日
東京厚生年金会館
ジャンル J-POP
レーベル フリーフライト
プロデュース さだまさし
さだまさし アルバム 年表
家族の肖像(オリジナル・アルバム)
(1991年7月)

夏・長崎から'89(ライブ・アルバム)
1989年11月
さだまさし白書 〜リサイタル'92〜
1992年4月
ほのぼの(オリジナル・アルバム)
(1992年11月)

LIVE二千一夜(ライブ・アルバム)
1993年9月
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解説 編集

 
会場となった東京厚生年金会館
(現在は解体)

1992年2月25日に東京厚生年金会館で行われたコンサートのライブ録音である。グレープ時代のライブ『三年坂』以来、9作目のライブ盤にして初めて編集を加えず、さだのコンサートの特徴のひとつである「トーク」も含めてコンサートの内容をほぼ完全収録した公式アルバムとなった[1]

当時のバックバンド亀山社中から、ドラムスの井上とエレキギターの立山をはずし、代わりに弦やオーボエを加えて演奏され、選曲は「関白宣言」や「案山子」、「道化師のソネット」といった一般的によく知られた作品を中心にまとめられている。

声質に変調をきたしていたため、全般を通じてさだの声は通常よりかなり鼻声になっている。

収録曲 編集

DISC 1 編集

  1. 北の国から(Overture)
  2. 夢ばかりみていた
  3. フレディもしくは三教街-ロシア租界にて-
  4. 道化師のソネット
  5. トーク(1)
    最初の挨拶「今日は定番商品を中心に」
  6. 案山子
  7. 関白宣言
  8. トーク(2)
    國學院高校同窓会
  9. 木根川橋
  10. 歳時記

DISC 2 編集

  1. トーク(3)
    「父さんとポチ」(後の「関白失脚」の下敷きにもなった長編トーク)後に立川談春が脚色して落語の演目としてカバーし、トリビュートアルバム『さだまさしトリビュート さだのうた』に収録された。
  2. 無縁坂
  3. 精霊流し
  4. トーク(4)
  5. シャボン玉
  6. 故郷
  7. 秋桜

DISC 3 編集

  1. トーク(5)
  2. 前夜
  3. 戦友会
  4. トーク(6)
  5. しあわせについて
  6. 主人公
  7. トーク(7)
  8. 奇跡
  9. トーク(8)
  10. 風に立つライオン

演奏 編集

亀山ロイヤル・グランド・オーケストラ

脚注 編集

  1. ^ 『三年坂』はそれに近いものであったが、後年かなりの編集、曲順変更がなされていることが明るみに出た。また完全収録に近い『1000回記念コンサート・ライヴ-'85さだまさし-』はカセット・テープのみのリリースであった(後にCD化)。