不思議なピーチパイ
「不思議なピーチパイ」(ふしぎなピーチパイ)は、竹内まりやの4枚目のシングル。1980年2月5日(火曜日)にRCA(現:ソニー・ミュージックレーベルズ)より発売された。
「不思議なピーチパイ」 | |||||||
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竹内まりや の シングル | |||||||
初出アルバム『LOVE SONGS』 | |||||||
B面 | さよならの夜明け | ||||||
リリース | |||||||
規格 | レコード | ||||||
ジャンル | ポップス | ||||||
レーベル |
RCA/RVC RVS-557 | ||||||
作詞 | 安井かずみ | ||||||
作曲 | 加藤和彦 | ||||||
チャート最高順位 | |||||||
竹内まりや シングル 年表 | |||||||
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概要・背景
編集表題曲「不思議なピーチパイ」は資生堂化粧品 '80 春のキャンペーンCMソングとして使用された。曲名は土屋耕一考案のキャンペーンタイトル ″ピーチパイ″ に糸井重里が ″不思議な″ を付け足したもの[3]。
レコーディングの際、スタジオに来ていた作詞者の安井かずみは「まりや、この曲はあなたの声にぴったりのポップスだわ!」と話しており、安井の予想通りこの曲は竹内にとって初めての大ヒットとなる[4]。オリコンチャートでは初のTOP10入りを果たし、その後のランキングでは最高3位まで上昇するロング・ヒットを記録。最終的な累計売上は39.2万枚に達した[1]。『ザ・ベストテン』(TBSテレビ)でも「今週のスポットライト」で初出演後にランクインし、最高3位・通算7週間ベストテン入りするなど、竹内の名前が大きく知れ渡るきっかけにもなった[2]。
この曲のヒットにあたり、竹内は『ザ・ベストテン』や『夜のヒットスタジオ』(フジテレビ)などテレビの歌番組へ積極的に出演し、歌を披露していた。1980年3月27日放送の『ザ・ベストテン』で10位にランクインした際には、当日コンサートを行っていた大阪フェスティバルホールからの生中継で登場したが、その時ベストテン登場1000組目のアーティストとなったことから、スタッフより「初登場の記念に何か贈り物をしたい」と竹内に提案したところ「会場に置いてある公衆電話に、自分の写真を飾って欲しい」と要望し、それが実現されることとなる。本人の写真入りの公衆電話は初登場した日に会場に贈呈され、数年間会場に置かれ、多くの人が利用した。
1988年公開の映画『ほんの5g』(松竹)では挿入歌として使用された。
B面曲の「さよならの夜明け」は、竹内自身が作詞、作曲は山下達郎が手掛けた楽曲である。
収録曲
編集収録アルバム
編集- 『LOVE SONGS』 (1980年6月5日)
- 『VIVA MARIYA!!』 (1982年3月5日)
- 『Expressions』 (2008年10月1日)
カヴァー
編集不思議なピーチパイ
編集- 河合奈保子 - 1stライブアルバム『LIVE』(1980年12月10日)
- 清水香織 - シングル(1989年)
- the Indigo - カヴァーアルバム『ワンスモア』(2006年)
- 森恵 - カヴァーアルバム『COVERS Grace of The Guitar+』(2016年03月16日)
- 三村かな子(大坪由佳) - アルバム『THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER Cute Jewelries! 002』(2014年)
脚注
編集出典
編集- ^ a b c d オリコンランキング情報サービス「you大樹」
- ^ a b c 角川インタラクティブ・メディア「別冊ザ・テレビジョン ザ・ベストテン 〜蘇る! 80'sポップスHITヒストリー〜」2004年12月、ISBN 978-4-0489-4453-3
- ^ みんなCM音楽を歌っていた。大森昭男ともうひとつのJ-POP 立ち読み版 第4回 CMソングからイメージソングへほぼ日刊イトイ新聞
- ^ 竹内まりやのベスト・アルバム『Expressions』のライナーノーツより
外部リンク
編集竹内まりや Official Site
- 不思議なピーチパイ [1980] – Singles