ちぶり (掃海艇)

かさど型掃海艇

ちぶりローマ字JDS Chiburi, MSC-620YAS-73)は、海上自衛隊掃海艇かさど型掃海艇の17番艇。艇名は千振島に由来する。御蔵型海防艦千振」に次いで日本の艦艇としては2代目。

ちぶり
基本情報
建造所 日本鋼管鶴見造船所
運用者  海上自衛隊
艦種 掃海艇
級名 かさど型掃海艇
艦歴
発注 1962年
起工 1963年3月27日
進水 1963年11月29日
就役 1964年3月25日
1980年3月17日(特務船に種別変更)
除籍 1986年5月24日
要目
基準排水量 330トン
満載排水量 365トン
全長 45.7m
最大幅 8.6m
深さ 4.0m
吃水 2.34m
機関 三菱YV10ZC15/201ディーゼル × 2基
出力 1,200仏馬力 (0.88 MW)
推進器 スクリュープロペラ × 2軸
最大速力 13.5ノット
乗員 43名
兵装 Mk.10 20mm機銃 × 1門
レーダー OPS-4 水上
ソナー ZQS-1 機雷探知機
その他 掃海装備
53式普通掃海具一式
56式浮上式掃海電線一式
音響掃海電線2型一式
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艦歴

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「ちぶり」は、第2次防衛力整備計画に基づく昭和37年度計画掃海艇320号艇として、日本鋼管鶴見造船所で1963年3月27日に起工され、1963年11月29日に進水、1964年3月25日に就役し、同日付で第1掃海隊群隷下に新編された第38掃海隊に「むつれ」とともに編入された。

1975年3月31日、第38掃海隊が舞鶴地方隊に編入。

1980年3月21日、特務船に種別変更され、船籍番号がYAS-73に変更。佐世保地方隊奄美基地分遣隊に編入。

1986年5月24日、除籍。

参考文献

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  • 石橋孝夫『海上自衛隊全艦船 1952-2002』(並木書房、2002年)
  • 世界の艦船 増刊第66集 海上自衛隊全艦艇史』(海人社、2004年)

関連項目

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