ばらっぱまんじゅうは、千葉県北総地域郷土料理[1][2]饅頭を「ばらっぱ」と呼ばれるに乗せて蒸しあげた料理である[1][2]

概要 編集

「ばらっぱ」とは、サンキライ(山帰来)とも呼ばれるサルトリイバラの葉のこと[1][2]。6月中旬に採集したサルトリイバラの若葉を塩漬けにしたものが使用される[1]

祭りお盆といったハレの日や、人が集まる際に材料を持ち寄って作って、食されている[1]

初夏に収穫された小麦を挽いて皮をつくり、自家製のあんを使った饅頭をサルトリイバラの葉に乗せて蒸しあげる[1][2]。あんには小豆餡のほか、サツマイモカボチャなども使用される[1]

北総地域ではスーパーマーケットなどでも市販されている[1]

出典 編集

  1. ^ a b c d e f g h ばらっぱまんじゅう 千葉県”. うちの郷土料理. 農林水産省. 2024年2月29日閲覧。
  2. ^ a b c d 郷土料理研究家 小野沢旬子さんに学ぶ 伝えてゆきたい八千代市のなつかしい味”. チイコミ! (2024年2月2日). 2024年2月29日閲覧。