ふさこがねは、水稲)の商標名[1]。品種名は千葉28号[1]千葉県の独自品種であり、千葉県の水稲作付け面積の約1割を占める品種である(2022年時点)[2]

千葉県農林総合研究センターで、チヨニシキ系統の中部64号とふさおとめとを交配させて誕生した[1][3]。2006年より販売が行われている[2][4]

名称は千葉県の旧国名である総国(ふさのくに)の「ふさ」と、粒が大きく黄金色でたわわに実る様子をイメージさせる「こがね」とを合わせたもの[4]

ふさこがねちゃん

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千葉県では、ふさこがねの販売促進に「千葉県で元気に育った、ちょっぴりお転婆な少女」のイメージしたキャラクター「ふさこがねちゃん」のイラストを用いている[2]

出典

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  1. ^ a b c 千葉28号(ふさこがね)”. 農研機構. イネ品種 データベース. 2023年6月19日閲覧。
  2. ^ a b c ちばのお米”. 千葉県 (2022年4月1日). 2023年6月19日閲覧。
  3. ^ ふさこがね”. JA全農ちば. 2023年6月19日閲覧。
  4. ^ a b 【ホテル日航成田】朝食バイキングに千葉県産の米と卵を導入「ふさこがね」「九十九里ファームのたまご」」『PR TIMES』、ニッコー・ホテルズ・インターナショナル、2019年5月24日https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001911.000002213.html2023年6月19日閲覧