ふたりの女 (1988年の映画)

ふたりの女』(イタリア語: La ciociara, 「チョチャーリアの女」の意)は、1988年(昭和63年)製作・放映、ディーノ・リージ監督によるイタリアアメリカ合衆国合作のテレビ映画である[1][2][3][4]。日本では、劇場用映画として公開された[3][4]

ふたりの女
La ciociara
監督 ディーノ・リージ
脚本 ダイアナ・グールド
ベルナルディーノ・ザッポーニ
リディア・ラヴェラ
ディーノ・リージ
原作 アルベルト・モラヴィア
製作 カルロ・ポンティ
出演者 ソフィア・ローレン
音楽 アルマンド・トロヴァヨーリ
撮影 ルイジ・クヴェイレル
編集 アルベルト・ガッリッティ
製作会社 イタリアの旗 レテイタリア
アメリカ合衆国の旗 CBS
配給 イタリアの旗 カナーレ5 (テレビ放映)
アメリカ合衆国の旗 CBS (テレビ放映)
日本の旗 ウエスト・ケープ・コーポレーション
公開 アメリカ合衆国の旗 1988年9月24日(テレビ放映)
イタリアの旗 1989年4月9日(テレビ放映)
日本の旗 1991年1月26日
上映時間 イタリアの旗 200分
アメリカ合衆国の旗 101分
日本の旗 185分
製作国 イタリアの旗 イタリア
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 イタリア語
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略歴・概要

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本作は、かつてヴィットーリオ・デ・シーカソフィア・ローレンを主演に、アルベルト・モラヴィアの小説を映画化した『ふたりの女』のリメイクである[1][2][3][4]アメリカ合衆国のメジャーテレビ局CBSイタリアの映画製作会社レテイタリアが製作、1987年(昭和62年)10月 - 11月にユーゴスラヴィアのうち現在のセルビアの首都ベオグラードのアヴァラ撮影所でセット撮影、同国の現在のクロアチアアドリア海沿岸の町ドゥブロヴニク等でロケーション撮影を行って完成した[5]

世界初出は、1988年9月24日にアメリカ合衆国内で101分の短縮版で放映された[2][5]もので、次に翌1989年(平成元年)4月9日および翌10日の2日連続でイタリア国内で200分の完全版が放映された[5]

日本では、西崎義展ウエスト・ケープ・コーポレーションが輸入し、1991年(平成3年)1月26日、185分版の劇場用映画として同社が配給して、公開された[3][4]。日本でのビデオグラムは、1993年(平成5年)12月17日松竹富士が115分に短縮して、VHSレンタル用ビデオグラムとしてリリースしたのみである[4]。2010年9月現在、日本でのDVDリリースはされていない[4]。そのため、1996年(平成8年)、資金調達のため『宇宙戦艦ヤマト』シリーズを含む西崎が有する著作権を担保にバンダイビジュアルと3億円の金銭貸借契約を結び、東北新社へ著作権を譲渡する契約を結び、1999年(平成11年)8月31日、松竹富士は、松竹の合理化に伴い解散したため、本作における日本では、東北新社=松竹が関わるようになった。

スタッフ・作品データ

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キャスト

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クレジット順
アルファベット順

関連事項

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  1. ^ a b Running Away, Internet Movie Database (英語), 2010年9月8日閲覧。
  2. ^ a b c Running Away, allmovie (英語), 2010年9月8日閲覧。
  3. ^ a b c d ふたりの女、キネマ旬報映画データベース、2010年9月8日閲覧。
  4. ^ a b c d e f ふたりの女、allcinema ONLINE, 2010年9月8日閲覧。
  5. ^ a b c La Ciociara, Sophia Loren Archives (英語), 2010年9月8日閲覧。
  6. ^ Giantito Burchiellaro - IMDb(英語), 2010年9月8日閲覧。
  7. ^ Alberto Gallitti - IMDb(英語), 2010年9月8日閲覧。

外部リンク

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