ほしじるしは、2014年平成26年)に品種登録されたイネ(稲)の品種[1]。「さとじまん」を花粉親、「関東199号」を種子親とする交配によって育成された[1]

ほしじるし
イネ属 Oryza
イネ O. sativa
交配 関東199号×さとじまん
亜種 ジャポニカ O. s. subsp. japonica
品種 ほしじるし
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品種特性 編集

熟期は中生で、多収[1]。栽培適地は関東地方北陸地方以西[1]。直播栽培にも向き、縞葉枯病抵抗性があるため、麦作地帯での栽培に適する[1]2017年平成29年)産では、茨城県栃木県産地品種銘柄となっている[1]

千粒重はやや大きい[1]炊飯米の食味は「コシヒカリ」に近いとされる[1]。安価で良食味であることから、業務用米に向く[1]

品種名は、多収、良食味、耐病性などの特性に優れ、多くの星印がつくという意味から名付けられた[1]

脚注 編集

参考文献 編集

  • 日本食糧新聞社 編『全国お米のこだわり銘柄事典』日本食糧新聞社、2018年4月18日。ISBN 9784889272666 

関連項目 編集