「ゆるふわ〜」は動画制作者・YouTuberP丸様。が2019年4月より不定期投稿しているYouTubeアニメシリーズ。

概要

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タイトルは「ゆるふわ」であり、絵柄も子供向けアニメ風のタッチであるが、ストーリーはそれとはかけ離れた「暴力」「罵詈雑言」「煽り」「弱肉強食」でほとんどが構成されている。作中では規制回避のため、「死」は「4」などで伏せられている。

キャラクター

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うさぎさん

甲高い声と幼さを醸し出す発音が特徴的な主人公。性別は男。「うゆ」が口癖。体の色はピンク一色。
性格は明るくいつもニコニコしているが、鶴が罠にかかっていても話しかけた上で見捨てたり、パパ(ママと再婚した牛)を嬉々として食べるなど、根は無慈悲かつサイコパス。そのため、失礼な言動で制裁を加えられて無残な姿になることもしばしば。さらにはグッズを舐めたり卑猥な言動で通報されて警察に連行されることもある。
好きなものは「赤ずきんちゃん」と「おっぱい(かなりでかいやつ)」。嫌いなものは「オオカミ」と「エビ」と「リス」。イチャイチャカップルにもよく危害を加えようとする。
赤ずきんちゃんに恋をしているが、かなりの頻度で罵倒したり、年齢を40歳だと思っていたり、本当に恋をしているのか疑わしい。
苗字は「里山」らしいが、作中では一度も呼ばれていない。

くまくん

うさぎさんの友人。性別は男。体の色はこげ茶色。デフォルメされた顔と口の持ち主だが、時々別の口が開く。
基本的には口数が少なく、非常に大人しい性格だが時折大きな声を出す。唐突に暴力を振るう一面も持ち合わせており、基本的に情け無用。うさぎさん同様、イチャイチャカップルにも容赦がない。
うさぎさんに対して素っ気ない態度をとるが、占い師によれば実は大好きらしい。さらに最近ではメンヘラ化しつつある。また、うさぎさんは「非常食」という認識らしい。
うさぎさん曰くおならが「腸に異常がある」くらい強烈な臭い。
赤ずきんちゃんから好意を持たれていることを察しているが、かなり迷惑に思っている模様。

りすくん

うさぎさん・くまくんの友人。性別は男。体の色はこげ茶と茶色。顎が長く、作中ではよくネタにされている。大きさはうさぎさんの足の付け根より小さかったり、半分くらいの大きさだったりと一定しない。よく鼻をつまんだような声と言われる。
作品中では比較的まともな感性の持ち主で、ツッコミ役に回ることが殆どだが、かかわることも否定して逃げることも多々。
初期のころは「しまりすくん」と呼ばれることがあったが、徐々に「りすくん」呼びに変わっていった。
口の悪さも手伝い、作中きってのバイオレンスの被害者である。具体的には「殴られる」「敷かれる」「絞られる」「顔を潰される」「食べられる」「心臓を抉られる」「鍋物にされる」「告訴して逆に死刑判決を受ける」等々。
マッチ売りの少女ちゃんに恋しているが、彼女の兄からはかなり嫉妬されており、彼女の兄によってデートや告白などを台無しにされることもしばしば。
結局は告白の言葉をほぼ噛んでしまったため通じずじまいになっている。

赤ずきんちゃん

自称「ゆるふわのヒロイン」。童話「赤ずきんちゃん」からのキャラクター。
当初はいたって普通の優しい女の子であったが、徐々に暴力的な性格へと変貌していった。
自分の容姿や性格に悪口を言おうものならば暴力・腕力で屈服させており、作中では「(女・メス)ゴリラ」と称されている。
胸の大きさはAAAカップであり、かなりコンプレックスである模様。
くまくんのことが好きだが、ストーカーじみた追いかけ方や間違った努力・解釈をしているため、基本的には避けられている。またイケメンは別らしい。
ちなみに、元ネタでもある「赤ずきんちゃん」に出てくるオオカミは赤ずきんちゃんによって消されたらしい。

白雪姫ちゃん

童話「白雪姫」からのキャラクター。赤ずきんちゃんが魔法の鏡経由で知り合った。よく体の周りに蝶が飛んでいる。「ふえ~」「ほえ~」が口癖。「姫」であるが髭をそる描写があり、性別は不透明な部分がある。
縦の目に2本の睫毛が伸びているので「ゴキブリ」と称されており、また豚鼻がコンプレックス。基本的にはぶりっ子だが、全てにおいて癖が強い部分がとても目立つ。3分の間のみ何でも変身できる、7人の小人を従えているが、作者が描くのが面倒という理由で登場しなくなった。りすくん同様赤ずきんちゃんを度々キレさせ、暴力を受けている。
彼氏に関しては不自由していないが、最長は2か月半らしい。

マッチ売りの少女ちゃん

童話「マッチ売りの少女」からのキャラクターであるが、いわゆるガングロギャル。兄はタピオカマンの中の人。
作中きっての常識人であり、ボケ役に回ることはほぼない。当初はうさぎさんや赤ずきんちゃんから暴言を吐かれることがあった。
日焼けサロンに通うため、マッチ売りのほかにもバイトを掛け持ちしている。
直接的な描写はないが、りすくんのことが好きである模様。バレンタインデーにはりすくんに本命チョコを作っていたが嫉妬した兄に破壊された。

タピオカマンの中の人

うさぎさんたちがハマっているテレビに登場するヒーロー「タピオカマン」の中の人であると同時にマッチ売りの少女ちゃんの兄。喫煙者。サングラスを常用したぶっきらぼうな外見だが、極度のシスコンでりすくんに嫉妬して頭を飛ばしたり、本命チョコを破壊したりとかなり重症。
外見以外にも声が低すぎて何言ってるのか聞き取りが不能。
「タピオカマン」としては世界を救うのが仕事だが、世界を救っても金がもらえないという理由でバイトもしている。だが空を飛ぶことが出来るらしく、また仕事を馬鹿にする人物に対しては情け容赦なくボコボコにしている。

うさぎさんの弟。おしゃぶりを咥えているが、精神年齢はうさぎさんよりも高く、気遣いなど大人な対応も可能。
口が悪く、過去にはそのせいでママに頭を飛ばされたことがある。非常にモテるため異性からの告白が絶えないが、それをいいことに彼女を取っかえ引っ変えしている。実は兄のことが大好きなのだが、恥ずかしさゆえについ邪険に扱ってしまう(いわゆるツンデレ)。これが原因でメンヘラ気味のくまくんと揉めることもある。

うさぎさんのママ

うさぎさんの母。作中では一二を争うサイコパスなキャラで、反抗した弟の頭をゴルフクラブでもいだり、冷蔵庫を荒らしたネズミをソテーにしようとしたり、自分の夫を料理したり、うさぎさんの壊死したたんこぶを包丁で一刀両断したのちに料理したりと、常軌を逸している。食事のスタンスは「うちの子じゃないから食う」。
崖に突き落として結婚を迫ったり、パパと結婚した理由が「ノリと大嫌いだった女の彼氏だったから」というかなり邪悪な心の持ち主。
作者曰く、うさぎさんのママの声が地声に一番近いらしい。

うさぎさんのパパ

うさぎさんの義父。外見は牛で、ママの再婚相手。「悪い魔法使いに牛にされた」という子供騙しな嘘をつく、仕事を3日でクビになるなど、あまりまともな人物ではない模様。
結局は仕事をクビになったことで愛想を尽かされて晩飯にされた。