アイルトンモカは、日本の6人組YouTuberである[1]。学校生活を舞台にしたコメディドラマを投稿している。

アイルトンモカ
人物
国籍 日本の旗 日本
職業 YouTuber
YouTube
チャンネル
作者
  • あつた
  • えいじ
  • じゅん
  • まっつー
  • りょう
  • ちゅーへい
活動期間 2020年 -
ジャンル コメディ
登録者数 57.7万人
総再生回数 757,190,672 回
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概要 編集

本格学園ドラマシリーズで人気を獲得している6人組YouTuberグループ[1]

経歴 編集

6人は東京都練馬区出身で、同じ練馬区立練馬東中学校の同級生であった[1][2]。高校はばらばらに進学したものの、6人で集まって遊ぶことは継続していた[1]

まっつーがじゅんを誘って、TikTokを始めたのが結成のきっかけとなった[1]。まっつーは、昔から人前に立つ仕事に憧れており、芸人や役者に比べてTikTokがが1番成功率が高いと考えた[1]。以降、まっつーは、ぴろ、えいじ、あつた、ちゅうへいに声をかけ、仲間を増やしていく[1]。りょうは当時働いていた会社を辞めてニートになっていた時期で、じゅんに声をかけられて仲間となった[1]

TikTokは2020年1月に開始し、9ヶ月で登録者数50万人を突破するほどの人気が出た[3]。この手ごたえから、YouTubeでもいけると判断し、動画投稿を開始する[3]

YouTubeの開始当初は、企画ものやドッキリ動画を投稿していたが、あまり再生回数は伸びなかった[3]。そこで、その時点では競合が少ないジャンルを考え、コント系の動画に絞った[3]

「本当は不良なのに陰キャになりすます高校生の日常」シリーズ 編集

アイルトンモカの代表作[3]。脚本がよく練られている、編集が凝っているといった他にも出演者全員の演技力が話題となり人気を獲得している[4]

2022年、KADOKAWAがYouTubeで展開するアニメチャンネル『ペケペケ!ペケッツくん』においてアニメ化された。アイルトンモカのメンバーが、アニメ化された自身のキャラクターの声優として声を当てている[4]

2023年6月時点で、シリーズは200話を突破している[5]

製作の経緯 編集

メンバーが6人いることを活かしたものとして、舞台を「学園モノ」にした[3]。じゅんが演じている「兄貴」というキャラクターは既にTikTokで出来上がっていたものであり、このキャラクターが1番活きるような設定を考えた[3]

じゅんは「不良」と「オタク」という正反対のキャラクターを演じるのが巧く、2面性を活かすことを考えたことで、主人公である「ぼっち」というキャラクターが誕生し、ほかのキャラクターも決めていった[3]

まっつーとえいじが企画や台本を担当している[3]。まっつーは、シリーズの結末は決めていると語っているが、どのような筋道で結末にたどりつくのか、いつ頃の時期になるのかは決めていない[5]。また、本シリーズは設定が少し複雑だったので、新シリーズは初見の視聴者にも入りやすいようなストーリーを意識している[5]

メンバー 編集

あつた[2]
えいじ[2]
じゅん[2]
  • 本名:池垣 諄(いけがき じゅん、1997年1月2日 - )
  • 高校中退
  • 過去にヤクルトスワローズのジュニアチームに所属していたことがある。
ちゅーへい[2]
  • 本名、生年月日:非公開
  • 当初から動画の編集技術を習得済であったため、編集作業の中心人物となる[3]
まっつー[2]
りょう[2]
ぴろ[2]
  • まっつー、じゅんと3人でTikTokへ日常動画を投稿していた。

その他 編集

「指定暴力団・亜威喪科組の幹部・悪岡健二容疑者の逮捕に向け行われた」とし、捜査員に扮したメンバーが乱暴に扉を叩くが、隣の部屋だった……という動画を2023年1月1日に公開した。この動画をトリミングし、アイルトンモカのメンバーが映し出されたワイプ部分が映らないよう加工された動画が、同年1月28日ごろからツイッターやまとめサイトなどで拡散された。元々の動画はもちろんネタ動画なのだが、これを実際の映像だと勘違いし、捜査員に苦言を呈した人が少なからず存在した[8][9]

脚注 編集

  1. ^ a b c d e f g h はるまきもえ (2023年6月4日). “ショートドラマで人気グループYouTuberの一角へ。アイルトンモカが語る“挫折”と“代表作の誕生秘話””. Real Sound. p. 1. 2023年10月10日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h アイルトンモカメンバーの年齢や本名は?出身高校などプロフィール!”. 話題のパレード (2023年6月17日). 2023年10月29日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h i j はるまきもえ (2023年6月4日). “ショートドラマで人気グループYouTuberの一角へ。アイルトンモカが語る“挫折”と“代表作の誕生秘話””. Real Sound. p. 2. 2023年10月10日閲覧。
  4. ^ a b 人気YouTuber「アイルトンモカ」の人気シリーズを「ペケペケ!ペケッツくん」がコラボでアニメ化!』(プレスリリース)KADOKAWA、2022年4月23日https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000010419.000007006.html2024年4月5日閲覧 
  5. ^ a b c はるまきもえ (2023年6月4日). “ショートドラマで人気グループYouTuberの一角へ。アイルトンモカが語る“挫折”と“代表作の誕生秘話””. Real Sound. p. 3. 2023年10月10日閲覧。
  6. ^ ジョージベスト” (2024年4月6日). 2024年4月6日閲覧。
  7. ^ モジョベス” (2024年4月6日). 2024年4月6日閲覧。
  8. ^ 「出てこい!オラァ」捜査員ガサ入れも...間違えて隣の家へ ネット騒然の拡散映像、実は「ネタ動画」だった”. J-CASTニュース (2023年2月2日). 2024年4月5日閲覧。
  9. ^ 警察の家宅捜索の様子を映した「開けんかい動画」が密かなブーム…パロディ拡散で騒動にも”. 日刊ゲンダイDEGITAL. p. 2 (2023年2月6日). 2024年4月5日閲覧。

外部リンク 編集